おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

「しばしとどめん北斎羽衣」 花形みつる

2017年06月24日 00時36分28秒 | 読書

不登校になった男子中学生の前に忽然と現れた、葛飾北斎!

現代にやって来た、美の巨人・北斎 中学生が巻き込まれた粋なタイムスリップ。

これ、新聞で紹介されてて「面白そう」と思い、著者さんの名前も「花形みつる」←「巨人の星」に花形満出てたよね~

章の名前が一々北斎の作品名なの。「隅田川両岸一覧」とか「相州浦賀」とか。

現代にタイムスリップしてきた北斎を主人公の父親(古美術商)が連れ帰って、店の立て直しのためになんとかして良い作品を描いてもらおうと奮闘するけど、北斎はなかなかの頑固者。
思うように行かなくて~

そして北斎、結構現代生活に馴染みコンビニでプリペイドカード作って買い物したり、電気カーペットに座って動かなかったり。(まあこれにも後で明かされる秘密があるのだけど)

この作品の中に北斎のエピソードや当時の背景、歴史に出てきた名前などなどが盛り込まれ。
知らなかったのだけど、北斎は1999年に「ライフ」で「この千年で世界に最も重要な功績を残した人物100人」に日本人で唯一人、ランクインされていたんだって~

とにかく‘北斎リスペクト‘な作品なわけで、最後江戸時代に帰る時は読んでて泣けて来た。
もちろん、最後にあっと驚く仕掛けもあるし、それまでの色々が伏線だったんだなあ~って。

しかし、作家というものは最後の最後まできちんと計算して書いているのだなと(当たり前だけど)びっくり。
いや、ほんま、その構成力すごいです。

酒粕風味らしい。底からよくかき混ぜるようにと書いてたけど、テキトーにしたから味がも一つよく分からなかった。

ラインのオランジーナが当たるキャンペーンの。
初めてやったその日にすぐに当たったから、誰でも当たるのかと思ったらそうでもないみたい。
チューハイのアルコール分がないような味。

チョコようかんは、食べてないけど。大好きなほうじ茶で攻めてみました。
ふわとろほうじ茶くりぃむわらび、おいしい~

しっかり、ほうじ茶の香りしてました。

だけど、このランキングカテゴリーほんまにいいわあ~

 

コメント (8)
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