
庭の隅に新芽が赤いモミジがあります。モミジなのかカエデなのか名前もわからない木です。春の新芽は濃い紅色、葉が広がり陽を受ければ鮮やかな赤色に。今の時期は海老茶色の大き目の葉がそよいでいます。これが夏になり気が付くと普通の緑色に変わってしまい秋にはあまり鮮やかではないけれどちゃんと紅葉します。
この木が数年前からカミキリムシの幼虫テッポウムシの被害にあって枝がいくつか枯れました。それからは常に点検、スプレー式の殺虫剤片手にテッポウムシのすみかを探してシューッ!
昨年、枯れた枝の先を切った根元の枝に今年は重なり合うほどの花が咲きました。赤い竹トンボのような種もついて花かんざしにでもしたらよさそうな風情です。虫の被害にあって切られた枝が命の危機を感じて子孫を残そうとしているのかしら、なんて思います。
トンボのような種が飛んで飛び石の脇に芽が出た1本は3年過ぎて今年は一人前に赤い葉を広げています。しかしそのまま育てるわけには行かない場所。これも植木鉢かな・・・植木鉢ばかり増えてさぁ~どこに置く?
