「紫大根」
車が無い暮らしになってネットで買い物をすることが多くなりました。腐葉土や肥料、コンクリートブロックなど重いものや近くに売っていないものはアマゾンに注文。それ以外の近くのスーパーで買えるものは自転車で買い物に行っています。
先日、60代の友人から「この頃ネットスーパーで買い物しているけどすぐ届いて便利よ。お得なクーポンもあるしね」と聞いていました。そしてその友人からラインにネットスーパーの「招待クーポン」が届きました。2500円以上買えば使える1500円のクーポンです。サービスエリア内なら朝8時から夜9時までの注文で15分から30分で届くらしい。送料は80円。スマホで見ると肉類から野菜、パン、生活用品などいろいろあります。野菜は白菜4分の1が148円とかモヤシ200グラム48円とか・・・。見ているうちに買ってみる気になりついあれもこれもと合計は2803円。クーポンを使えたので実際の支払いは1303円でクレジット払い。スマホで注文して20分あまりで品物到着。しっかりした袋にバサッと入っていました。ラーメンやパン、塩干ものは冷凍で。品物をすべてテーブルの上に並べると「やったねっ!」とネットスーパー初体験の戦利品のような気分になってました。
早速練り物はおでんになり、鶏肉は塩麹漬け。
ネットスーパーは短時間で届くうえにクーポンでお得でした。おかげでお鍋にはおでんがいっぱい出来て鶏肉も美味しく焼けて・・・冷凍庫には鯖の切り身に塩鮭も、これに買い置きの野菜を食べて毎日買い物に出なくても済みました。それから何日か過ぎた頃なんだか寂しい。私は買い物に行きたいのです。店頭に並ぶ果物を見て「富裕柿の季節だな」とか「もうこのリンゴが出始めた」とか見ながら歩くのも私の楽しみだったと気が付きました。店に出かけると時には余計な衝動買いもありますが、その時は良いと思ったのですしそれほどの額の物は買わないのです。出かければ人にも出会えて会話もできます。
ネットスーパー初体験で便利なことは分かったけれど、スマホの画面をチェックしているだけでは私には買い物の楽しさがないことに気が付きました。ですからこれからも時々はスマホをチェックしてお得なものを買うとしても、やっぱり普段は自転車で買い物に行くことになるだろうと思います。ただし、これから身体の不調な時などにこうした買い物の仕方があること、私にも出来ることが分かったのは大きな収穫でした。
今回のネットスーパーの名はamo「あ、もう、着いた」と言う感動と、ラテン語のamoは「愛」、ハワイ語のamoは「運ぶ」と言う意味だそうです。