碧南大浜漁港
ランチを終えて近くの「九重みりん」の建物を見に行く。左側が予約が取れなかったレストランK庵のある建物。
振り返ると路の奥は西方寺の櫓が見える。
250年の歴史があるという九重みりんの工場見学はまたいつかと言うことにして、スケッチに港へ歩く。
遠景の黒い建物と白い船が面白いと思ったのですが、船が多すぎてややこしくて・・・
トップの絵はこれを家で彩色したもの
家でストリートビューで確認した時には船が少ないなぁと思いましたが、行ってみると大浜漁港にはたくさんの船。漁を終えた時間らしく次々と船が帰って来る。橋の方向をスケッチしていても通過する船を描き切れずに…スマホで撮ったり…船のスピードと進路で船の左右に上がる真っ白な水しぶきも大きく変わる。ぅん~と困りながらもそれぞれ1枚は描きました。外で1枚は描くことも今回のお出かけの目的の一つです。
釣り竿持ったおじさん、あまり釣れていないようでした
スケッチしているのはAさん
日暮れが早い時期なので帰りの時間を気にしながら、電車の時間まで古い町の路地へ。地図で見ると曲がりくねって不思議な道は実際に歩いてみると思っていたよりも細くて曲がって、大きな寺院の大きさが際立つ路地でした。
路地を抜けて川沿いを歩くと遊歩道に実を付けた柿の木が風景に溶け込んでいました。スケッチする時間は無いので写真に撮っただけ。
この近くの大浜稲荷社には徳川家康が本能寺の変ののち伊賀越えをして伊勢湾を渡り上陸したのがこの場所との説があるようです。ここから岡崎はすぐですから、家康もホッとしただろうと思える位置です。
テクテク歩いて4キロ余り、無事碧南駅に着くとまだ少々の余裕時間があって「九重みりんさんでソフトクリーム食べたかったね」と言いながらも戻って食べるほどの元気は3人とも無くて、これもまたいつかと言うことになりました。
名鉄電車で碧南から知立へ、乗り換えて名古屋への電車は特急。この電車の後方は有料の特別車両だとは知らなくて、列車が着いてからあわてて前方に走って乗れはしましたが、年長の私だけ座らせていただいてお2人は名古屋まで立ったままになってしまいました。確認不足の失敗です。予定では跨線橋を渡って反対側のホームで乗り換え時間が3分しかなく心配しましたが、十分間に合い3分が意外に長いことも知りました。何とか皆さんの足を引っ張ることなく歩けたのも嬉しい事で、初めての場所へのプチ旅は色々発見もあり楽しく1日を過ごせました。
これで、おわります。