折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

旅の日記と黄砂

2020年04月19日 | 中国の想い出
  「内モンゴル草競馬」

昨日の天気予報で黄砂が降るかもしれないと言っていました。
春は黄砂の季節です。

普段は日記を書かない私ですが、外国へ行った時だけめったとできない体験なのだからとできるだけ書くようにしていました。と言っても出かけたのは20年前の娘とのスイス旅行、それ以後は中国へ7・8回、その日記を読み返すと書いてあること以上に思い出すことが多くて時間を忘れてしまいます。

2002年10月夫と出かけた内モンゴル、シラムレン草原のパオを体験して黄土高原を走りゴビ砂漠の東のはずれまで行きました。砂丘に上ろうとすると足元の砂はザザーッと崩れて行き、握ってみれば指の間からサラサラこぼれる細かな砂、これが舞い上がって日本までやってくるのかとながめました。この砂漠「響沙湾景区」は今では巨大なテーマパークになっているとか。当時も食事施設や土産店、ラクダの試乗で賑わってはいましたがまだ素朴なところでした。
それから数年後の5月に晴天続きの予報を見て安曇野に出かけました。ところがアルプスはかすかに見えるだけ、黄砂のせいでした。あぁあの砂がここまで来たのかーと思ったものです。


 「内モンゴルの砂漠」


日記の端には黄砂の別の言い方で「霾(つちふる)・胡沙来る(こさきたる)」などと書いてあり、ちょっと格好つけた俳句でも作ろうと思ったのか・・・できた記憶はありません。
日記があるからこんな古いことも思い出すこともできます。今ならブログを見返せばいい。だからずっとgooのブログがなくならないことを祈ってます。


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6 コメント

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Unknown (せしお)
2020-04-19 19:53:42
黄砂の事知ったのは小学生の時でしたな。
先生に教えられて学校の窓から見る景色が黄色っぽいな~って思ったの覚えております。
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旅の想い出 (Balaton620)
2020-04-19 21:42:13
ひろさん、
旅の思い出いいですネ。 私は日記などは書かなかったのですが、写真を撮っていましたので、それを見直すと当時の事が昨日のように蘇って来ます。 昨夜は花のスケッチでもと、やり掛けたのですが、どうにもひろさんのように上手く描けず、嫌になって投げ出し、youtubeで昔夢中になっていた名画の音楽を聴いていました。 昔はいい映画と音楽がいっぱいありましたね。 いつまでも若いと思っていましたが、もう「昔は」と言う年代になったのだなあと時の速さに改めて驚かされました。 昔を思い出させてくれる日記なり、写真は貴重な物ですね。 Balaton620

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せしおさんへ (ひろ)
2020-04-19 22:13:52
私は黄砂を知ったのはいつだったかしら・・・
春は薄曇りが多いなくらいに思っていました。
大陸から海を越えてはるばるやって来ていたなんて
実感としてはわからないですね。自然はすごいです。
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Balaton620さんへ (ひろ)
2020-04-19 22:22:23
こんばんは。
Balaton620さんの花の絵、素敵ですよ!
ぜひまたアップしてください。

昔は良い映画が沢山ありましたね。邦画も洋画も心にしみてきました。
テレビで昔の映画を放送するとつい見てしまいます。
昔は、昔は・・・やはり歳を取ったのでしょうねぇ(*^-^*)
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懐かしいスイス (ふきのとう)
2020-04-20 08:17:59
「黄砂降る」春の季語ですね。出張で行った夫の話では、現地ではマスクに黄砂が積もると言いましたが...こんな田舎の当地でも黄砂は空を曇らせます。預かっていた留学生に招待されてスイスに行きました。普通の家庭生活を満喫させていただきました。
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ふきのとうさんへ (ひろ)
2020-04-20 08:31:39
海を越えて日本にまで届く黄砂、現地では・・・そうでした、春の大連は連日薄曇り(と思っていました)室内もザラザラしてました。
留学生さんのお世話、まぁ!そしてスイスへ。良い体験でしたねぇ。
私も初めての海外旅行がスイス、楽しい思い出です。
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