イチジクを1パック買いました。8月中も売り場を覗いては買いたかったイチジク。結構高価なのでためらったまま過ぎてしまい季節が終わってしまいそうに思えて小さな実を4個。小さくても一口食べれば香りも種のプチプチも懐かしいイチジクです。
私の記憶にあるイチジクは子供の頃の朝一番に桶を抱えて畑でイチジクを摘んだこと。何本あったのかかなりの数が採れました。
白い汁で口元がかゆくなるほどいっぱい食べられた夏の楽しみ。その朝の一番形が良くて美味しそうな実は姉の嫁ぎ先へ持って行くのが私の仕事でした。その頃の姉の家は子供の足でも1時間はかからないで行けるのですが「転んだらいかんよ」と言われているので菓子の空き箱に詰めたイチジクを大事に持って行きました。姉の嫁ぎ先は黒い塀に囲まれて暗い感じの家で、母にはいつも「大きい声でちゃんと挨拶しやぁよ」と言われるのを思い出して緊張しながら玄関を開けると大抵姉はいなくて、「よういりゃぁたな」と迎えてくれるのは怖そうなお姑さん。帰りにはちょっとしたお土産をいただいき、外に出ればあとは家までスキップしたくなる気分でした。
イチジクを食べながら思い出すのはもう亡くなった人ばかり。夏の日にイチジクを収穫した焼け跡の畑は今はマンションが建っています。あれから70年も過ぎたのですから・・・。小さな特売のイチジクは昔をたくさん思い出させてくれました。
(小生も先日、道の駅で買い求めました)
プチプチとした美味しい食感がいいですね!
ひろさんにとっては70年前の懐かしい思い出があるのですね!
当時は、10歳ぐらいの女の子が1時間かけて
大切にお姉さんの嫁ぎ先まで持参されたとか!
想い出とともに頂くイチジクの味が・・・
お天気..ちょっとですね。気持ちの良い風が、昨日も今日も蒸し暑くて。
昔の子供は多かれ少なかれ、ひろさんと
同じ経験を.行った先のお土産が楽しみで
(笑)
いちじくは父が大好きでした。
夏に出回り始めると、父を想い出して
います。実家でいちじくがあるのは父の
為にだけで..他は誰もいただかなくて。..父を想い出して味わってみようかな♡
改良されて華やかな果物が多い中にイチジクは素朴な昔の味がする気がします。
懐かしい味は遠い昔の思い出につながって・・・
秋は果物が豊富で、うれしい季節です。
果物も食べ過ぎれば太るとか・・・もう~(*_*;
今回のブログで、昔は子供に色々なお手伝いをさせたんだと今頃気付きました。子沢山でしたし上の姉とは17歳違うので親子みたいでもありましたね・・・。
今日も結構暑かったですね。
兄弟の年が離れていて、お手伝いも今とは違っていました。
あれもこれも懐かしく思い出されるのは、歳のせい?秋のせい?
あまりイチジク召しあがらなかったのですね。
美味しいですよ!栄養的にも優れているとか・・・ぜひ召し上がれ(*'▽')