明後日の日曜日、10月16日に今年の宅建試験があります。
年に一回のこの時期。
早い、もう、あれから一年経ったのか…
今年も試験監督員でいって来ます。
不動産屋なら誰しも持っていなくてはいけない資格ですが
学生さんから主婦の方、金融関係のサラリーマン…
色々な方が受験されてきます。
だから受験生のテンションもまちまちです。
不動産屋が持ってる資格ですから
さほどハードルは高くない試験でしょうけど
やっぱり、本気にならなければ、なかなか…
合格率も15%ぐらいになるようにしてますからね。
受験される方がいらしたら、是非、頑張ってください。
ただ、この資格、日本の多くの資格がそうですが
一度とってしまえば、ほぼそれっきり…
その後の、講習、研修などはさほど厳しくありません。
更新の際に、聞いてるだけの運転免許の更新のようなもの。
有資格者のどれだけの人が日々変化する不動産の世界を
勉強し続けているでしょうか。
しかし、不動産先進国のアメリカではそうはいきません。
不動産ブローカー資格(日本で聞くブローカーとは違います)の
維持には、常にブラッシュアップが必要で、研修時間も内容も
かなりハードです。(下にセールスパーソンと言う資格がありますが)
それだけに、その資格の地位も日本とは比べ物にならないほど
高いものです。
一生で一番高い、何度もない買い物。人生を左右する買い物です。
そういった厳しい資格があって、高いモラルの下で初めて商売が出来る。
こちらのほうが自然な事だと思います。
日本の不動産はアメリカに10年以上は遅れているといわれます。
これから先、街場の不動産屋も半分はなくなるであろうとも言われています。
今は大手の看板で出来る仕事も、いずれは会社が重要なのではなく
一担当者の仕事内容、スキル・モラル・人間性までもがお客様の判断材料になる
アメリカ並みの仕組みになって、満足のいく取引が増えればよいですね。
そう、アメリカはそんなレベルになってます。
早く日本も追いついていけるように… 業界全体のレベルアップするように…
頑張りたいと思います。
ちなみに私の知人でリアルターをしている人間がいるのですが、この周辺は州境なので両方の州のブローカー資格を取得したと言ってました。確かに面倒そうです・・・。
ご無沙汰していま~す。
そうなんです。
日本は一度とればずっと維持できます。
だから、業界には親よりも年上で現役なんてザラです。年々変わる制度なんかについていってるとは思えませんね…