「老後の生活は、年金だけで賄えませんよ~」って金融庁が発表した事を受けて、メディアが一斉にその「言訳」をしていますね。
「高齢者世帯の平均貯蓄額は2000万円以上なので~タンス預金を社会に使って~」等と言ってますが、半数以上の世帯が貯蓄額
500万円以下なのに 己の懐から1円のお金も社会に還元しない“一部の富裕層が押し上げている平均額”を出して説明したところで
全く説得力はありません。(貯蓄額の根拠も不明ですが・・・)
こういう場合は、中央値で説明するべきなのです。お上広報もここまで露骨だと批判するより馬鹿々々しくなりますが、提案はありま
す。そんなに高齢者の預金を活用したいのなら、高額な資産をお持ちの方々に「妥当な税金」を課せば良いのです。
それを年金に上乗せすればいいでしょう?
現役世代が高齢者を支える?なんてインチキ広報は、何時から始まったのだろう?
私が若いとき(年金を払う年)は、年金を納めるのは「自分の将来の為、老後生活の安心の為」とお上はおっしゃっていたのですが、
あれは嘘だったの?
90年代から現在に至るまでこれでもかとしてきた『大企業減税』で劇的に減った収入を消費税で賄おうという魂胆と酷似していますよ・・・
http://anti-tax-increase.hatenablog.com/entry/2016/04/16/003549
就労の継続、自宅売却で金銭化、生活費の安い地方へ移住等を御用人は推奨していますが、どれもこれも実行できる方は、限られ
ています。
高齢者は認知機能が低下するからと“免許返納キャンペーン”(この国は、移動手段の代替なんて、そんな親切しません。自己責任
で移動です)しながら、働けって?
全くいい加減な政策です。不安だらけの社会・・・
「消費税返せ!年金返せ!」と言いたいですね。