常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

お米の検査2

2011-08-21 19:30:49 | 震災
今、農家さんたちの関心をもっとも集めている話題は、お米の検査。
市のホームページによると、市内18か所で検査して、安全性を確認する、
確認するまで出荷、販売、譲渡を自粛しなくてはいけない、とある。
せつないないなあ、農家さんたちが一生懸命作った新米なのに・・・。
常陸大宮市では、早いところでは8月の下旬には刈取りが始まる。

自粛解除をやきもきして待っているのは、農家さんだけでない。
お米の検査は、水戸でも話題。
今回のことで知ったのだけど、水戸の私の友人、知人でも
農家の親戚や友人からお米を譲ってもらったり安く分けてもらっている人がけっこういた。
はやく新米を味わいたいねーと、みんな新米を心待ちにしてる。



桂大橋から見えた那珂川沿いの田んぼ。
鷺が三羽、のんびりと飛んでいました。緑の田んぼに白い鳥がとても映えてみえました。
少し前の写真です。きっと今頃は、稲の穂が見えているのではないかと。
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お米の検査

2011-08-04 00:29:17 | 震災
季節は夏真っ只中だけど、早場米の産地では収穫目前。
今年は、放射能の検査をしないと出荷できない。
静岡県の検査では、放射性物質は検出せず。
遠い地域のことでも、なんだかうれしかった。
茨城県も、ほかの県も、だいじょうぶでありますように、
祈らずにはいられない。



茨城県のホームページに、作付時期に実施された
県内各地の水田土壌の検査結果が紹介されてる。
常陸大宮市は、放射性セシウムが92ベクレル(1kgあたり)。
政府が示す上限値は5000ベクレル(1kgあたり)。
水田土壌の放射性物質が玄米に移行する量は10分の1で、
精米するともっと低減されるそうです。
きっと常陸大宮のお米はだいじょうぶ。きっと。
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消防署が・・・

2011-06-16 22:48:16 | 震災
常陸大宮市の消防本部は全壊。


望楼が・・・落ちてます。


今回の地震の破壊力の大きさに唖然とします。
ぎりぎりのところで助かった人の話も聞きました。
よく常陸大宮市で死者がでなかったな、良かったなと思います。


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瓦礫の山

2011-06-12 21:02:43 | 震災
本業が忙しくて、お休みしてました。再開します。

少し前の写真。
市内の倒れた塀や倒壊した家屋の瓦礫を搬入した旧小場小学校の跡地。
もうすでに搬入はしめきられ中には入れません。


すごい量です。
常陸大宮市の全壊、半壊の家屋の数は140、一部損壊は2,500を越えたそうです。

これ、どうするんだろ。

市内を回っていると、ブルーシートがどうしても目に入ります。
今日も、地震がありました。
まだまだ、落ち着かないです。
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田植え

2011-05-23 21:30:17 | 震災
ゴールデンウィークが終わったら風景が一変。
まるで常陸大宮が水没してしまったかのよう。


田植えは、冬の終わりに一度耕して、水が入る前にも耕して、肥料やって、
水が入ったら代かきをして、ようやく始まる。
苗もその時期に合わせて育てる。
毎年、毎年、ずーっとずーっと繰り返してきた。


だけど、今年は違った。
常陸大宮市の久慈川にふたつ、那珂川にひとつ、農業用の堰がある。
この堰から水をひくのは常陸大宮市はもちろん、那珂市、常陸太田市、水戸市、ひたちなか市まで。
これは岩崎堰。


震災で大事な堰と用水路が壊れた。
でも、必死の工事でようやく水が引けて、いつもより遅いけど田植えができた。
東北地方だけでなく茨城県でも田植えができない地域があった。
田植えができて、カエルの大合唱をきけるのは、今年は当たり前じゃなかった。
今年のお米は大事に食べよう。

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