ひつじが一匹ひとりごと

自然的生活楽術
ナチュラルでハッピーな食いしん坊生活 

エコチルメルマガ第58号より

2018-08-01 05:32:10 | 子育て
環境省エコチルサポーターの「ひつじ」です。
最新号のメルマガを貼ります。
「エコチルって何?」と思ったママさんは、読んでください。
ひつじのベビーマッサージにご参加の方は、
「重金属の記事を読みました」とご質問下さい。
どういうオイルがベビーマッサージに適しているかを講座でお話します。

===========
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2018.7.31 エコチル調査メールマガジン 第58号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

みなさま、こんにちは。いつも応援ありがとうございます!
エコチル調査メールマガジン 第58号をお届けします。


<目次>
1. エコチル調査の測定結果データを含んだ論文が
  発表されました

2. エコチル調査からのお知らせ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1. エコチル調査の測定結果データを含んだ論文が
  発表されました
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


このたび、エコチル調査 福岡ユニットセンター(産業医科大学)が
中心となって取りまとめ、平成28年4月に固定が終了した
約2万人の 《母親、血液、重金属》 測定結果データを含んだ
《論文》 が、平成30年6月28日、 《環境科学・疫学》 の
専門誌である 《Environmental Research》 に掲載されました。


 <今回の論文の主な意義>

 ○血中カドミウム濃度を低い方から高い方に並べて四群に分けた時、
  最も低い濃度の群(第1四分位群)に比べて最も高い群
  (第4四分位群)では早期早産の頻度が1.9倍高いことがわかりました。
  (早期早産 22〜33週、後期早産 34〜36週、正期産 37週〜42週未満)
  鉛、水銀、セレン、マンガンと早期・後期早産の間には関係が認められませんでした。

 ○たばこ、食品、環境中に含まれるカドミウムが曝露源として考えられますが、
  本研究では曝露源は同定できません。今後は曝露源の探索が必要です。

 ○今回は2万人弱のデータを使用しての解析でした。
  これから10万人のデータを解析して、再度検討を行う必要があります。

 (本研究に示された見解は著者ら自らのものであり、環境省の見解ではありません。)


引き続き、子どもの発育や健康に影響を与える化学物質等の
環境要因が明らかとなることが期待されます。

詳しく知りたい方は、下記のページもご覧ください。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20180704/20180704.html


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2. エコチル調査からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

エコチル調査では、環境中の化学物質が子どもの健康に与える影響を
明らかにすることを目的に、約10万組の参加者さま(親子)から
収集させていただいた貴重なデータを解析し、研究を進めております。

エコチル調査ホームページの「成果発表一覧」では、
調査で明らかになってきた結果を順次公開しています。

成果発表一覧ページはコチラ
http://www.env.go.jp/chemi/ceh/results/publications.html

今後も、調査で明らかになってきた結果を順次お伝えして参ります。
(なお、各研究で示された見解はいずれもそれぞれの著者ら自らのものであり、
 環境省の見解ではありません。)







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする