千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

レザー教室風景

2022-07-04 08:00:00 | レザー教室
今日はレザー教室風景のブログです。
生徒さんの写真はなく、材料のみの写真
だけです。。。







まずは、今回から2人で基本コースに
入って頂いたTさんです。

牛ヌメ革で遊んで頂きました
ヌメ革には面白い特徴があります。

まず、ヌメ革とはタンニンで鞣しただけの
染色も加工もしていない革の事を指します。
ヌメ革は水分を吸収しますので、スタンプ
(ハンコ)を押せます。
液体染料を吸収するので、染料が革の
中に入り、落ちません。
もちろん、色止め等をしないとにじんだりは
しますが、、、、

そして、この革は水分を含むと繊維が緩く
なり、乾くと縮むという性質があります。
それを利用してウェットフォーミング
(水絞り)という面白い技法も使えます。
水分を吸収するので染色もできます。
また、刻印等を打つ事もできます。
カービングをする革としても有名ですね。

Tさん達の初めての作品はヌメ革で
遊んだキーホルダーとトレイです
革を切ったり、削ったり、ヤスったり
水に濡らしたり、曲げたり、伸ばしたりと
様々な事をやって頂き、革の面白さが
伝わったと思います
次回からはそれぞれ、製作したい物を
考えてきて頂き、その完成を目指して
進めさせて頂きます
これからのレザークラフトライフを
楽しんで下さいね
お疲れ様でした














続いては生徒Iさんが製作を始めた
ロングウォレット。
着物生地をインレイしたいとの事
でしたので、私自体も久しぶりのインレイ。

インレイとは革の表面などに違う革や
生地を使って、デザインする技法です。
ただ単に違う物を挟むやり方やふっくら
させるやり方等、様々な技法があります。

今回のIさんのインレイは表の革との
段差をなくす為にインレイ部を盛り上げる
ようにして付けていきます。
簡単なようで難しいインレイですが
作品の表現として用いられる事も多いので
覚えておくと便利ですね。

ロングウォレットですので、他にも
たくさんのパーツがあり、準備に時間が
かかりますし、それぞれのコバ磨きにも
時間がかかりますが、丁寧に進めて
いきましょうね
楽しみですね。
お疲れ様でした













最後は生徒Tさんが製作を始めたマチ付き
スマホケース。
別マチを本体に縫い合わせる仕様です。

ただ単に1枚革を別マチに合わせる物では
なく、カーブ部に無理が生じないような
作りになっています。
同じ形でも色々な事を考えて型紙を
作ると全然、違う型紙になります。
作る物の構造を良く理解すると、より
革に負担がかからない作りにする事が
できます。
まぁ、そんな事を考えながら型紙を製作
するのはとても難しいのですが、、、

革を切り出したTさん。
後はそれぞれを縫い合わせていけば
完成となります。
次回の完成を目指して頑張りましょうね
お疲れ様でした






















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     南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:30~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

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