放菴日記抄(ブログ)

これまでの放菴特集・日記抄から「日記」を独立。
流動的な日常のあれこれを書き綴ります。

アロンアルファの威力

2008年01月14日 13時07分13秒 | あんなこと、こんなこと、やっちゃいました
 先週の金曜日、指先を切った。
 断裁機の刃のゴミを指で払っていたら、右手の薬指をサクっと。

 まるでハムを切るように指先の皮をスライスしちゃいました。
 恐るべし断裁機。もしかしたら台所の包丁なんかよりよっぽど切れるかもしれない。

 って感心している場合じゃない。
 幸い、血で商品を汚すことはなかったが、指先のぷっくりとした部分だったので角質層だけでなく、皮下組織も切ったみたい。文字通り皮一枚で肉がぶら下がっている。
 
 こういうのって、治るまで痛いし何するにも不便なんだよねー。指先だし。

 と思っていたら、ふとアロンアルファのことを思い出した。
 あれって、確か医療用に開発されたって聞いたっけ。
 (義姉つまり「なでら義兄」のオクサンから聞いたような。)

 同僚も同じようなことを言っていた。
 「オレなんか、切り傷はアロンアルファでくっつけちゃうよ」

 じゃ、やってみましょ。

 傷口を洗い、清潔にして、ゆっくりと傷口を開いてみる。
 おそらく皮下組織にこんな溶剤をつけるのは好ましくないだろう。医療用アロンアルファではなく、一般商品だしね。皮下組織の癒着再生を狙うならなおさら良くない。となれば角質層にだけ塗るようにすればいいのかな?
 幸い精密作業用のアロンアルファだったので、そんなこまかい作業も不可能ではない。
 傷口の周辺部、つまり透き通った角質層に少しずつ溶剤をぬりつつ傷口をふさいでゆく。まるでブラックジャックになったみたい。なんか新しいことを試していて興奮しているのか、あまり痛さを感じない。

 処置がおわり、防水用のバンソウコウをしておいた。

 その結果、二日後にはもうバンソウコウも不要になっていた。傷口もピンク色をとりもどした。皮下組織の癒着にも成功したみたい。

 おそるべし、アロンアルファ。
コメント
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