七頭舞(ななずまい)の梵天が頭の中でヒラヒラしている気分で劇場の外に出ると、やっぱり雨でした。
止むはずないか・・・むしろさっきより強い?
二人で傘を差して温泉ゆぽぽへ移動。っても入浴じゃあないです。併設されているお食事処「ばっきゃ」へ。
ばっきゃ、て何? フキノトウのことです。ワラビじゃあないです。
東北地方の方言でフキノトウは「ばっけ」「ばっかい」などと言います。語源は不明(諸説あり)。アイヌ語説もあり、時空のロマンさえ感じます。
角館-田沢湖周辺の地名にはアイヌ語源と思われるものが多いし。あ、あんまり関係ないか。
食事処「ばっきゃ」には公演を観終えたお客さんと思われる組がいくつか見えました。我々もその一組。
さっそくメニューを開きます。お目当てはもちろん田沢湖ビール!
すると、龍のロゴが大きく描かれたビールに目が行きました。
なに、ドラゴンハーブヴァイスとな?
妙に清涼感のあるロゴで、ビールらしくない?
とんでもないコラボをしましたね。と思わず思いました(なんじゃソレ)。
現在わらび座ではミュージカル「ゴホン!といえば」を上演中です。
これは秋田出身の蘭学医・藤井玄信が秋田藩の秘薬「龍角散」を世に広めてゆくお話だそうです。
なるほど。つまり、ドラゴンハーブヴァイスとは? このミュージカル上演で実現した、あの喉飴とヴァイスビールのコラボ・・・?
・・・どんだけチャレンジャーよ。ここを。この2つを掛合わせるなんてスゴいな。
いやそれよりも、今は飲むか飲まないかだ。どっち?オイどっちにするの?
「飲む?ドラゴンハーブ。」
BELAちゃんが訊く。はい・・・。飲みましょう。
「私は別のにする。」
えぇぇ・・・。
注文したドラゴンハーブヴァイスは美しいビアジョッキで来ました。
背が高くてスリム。普通のジョッキと違い、スリムは泡が消えにくいようです。
こういう酒器、憧れるんですけどねぇ。でもウチ置くところないし。
BELAちゃんは「桜こまち」。かわいいグラスで登場。口当たりの柔らかいビールです。
さて、いただきましょうか。ドラゴンハーブヴァイス!
まずは香り。
そのまんまの香りです。よく口にするのど飴の香り。
ビアグラスに口をつけます。味もそのまんま。
ビールなのに喉飴。いや喉飴なのにビール。ってどっち?
すこし混乱している。鼻にハーブの爽快感が抜けてゆく。
マズイとは思わない。むしろこれはこれでアリです。少なくとも清涼飲料としては成立していると思います。
思いっきり汗かいて、喉が渇いてヒリヒリするくらいの時に飲んだら楽しそう。
逆を言えば、肉料理を食べながらは難しいのかな。個人的な感想ですが。
BELAちゃんは「桜こまち」に続いて「ブナの森」を注文。
こちらもエレガントな小グラスで登場。このビールもおいしいんですよ。
ビールの歴史を語るまでもなく、ヴィルヘルム純粋令(1516)を引き出すだけでビールは説明できてしまうのですが、要するにビールは「麦芽・ホップ・水・麦芽」だけを原料とするものです。日本では、ここにお米が入ったり、または別なもので発酵させたりして一時期ビールはどんどん変態化していきました。
ビールの原点回帰を目指す「クラフトビール」という産業が各地で成功するようになってきて、しみじみビールって美味しいなぁと思って飲むようになりました。やっと日本にもホンモノのビール文化が開花したのです。ありがとう!クラフトビール。
お食事処「ばっきゃ」の極上メニューといえば「御狩場焼き」。
鋤鍬を模した鉄板の上で肉がジュウジュウ言っているところに箸を突っ込みます。
お次のビールはヴァイス。無濾過なので少し酸味があります。
すべてを平らげるころにはお腹がはち切れそうになっていました。ビールだけで1リットル呑んだ・・・。
そりゃ苦しいわけだ。
止むはずないか・・・むしろさっきより強い?
二人で傘を差して温泉ゆぽぽへ移動。っても入浴じゃあないです。併設されているお食事処「ばっきゃ」へ。
ばっきゃ、て何? フキノトウのことです。ワラビじゃあないです。
東北地方の方言でフキノトウは「ばっけ」「ばっかい」などと言います。語源は不明(諸説あり)。アイヌ語説もあり、時空のロマンさえ感じます。
角館-田沢湖周辺の地名にはアイヌ語源と思われるものが多いし。あ、あんまり関係ないか。
食事処「ばっきゃ」には公演を観終えたお客さんと思われる組がいくつか見えました。我々もその一組。
さっそくメニューを開きます。お目当てはもちろん田沢湖ビール!
すると、龍のロゴが大きく描かれたビールに目が行きました。
なに、ドラゴンハーブヴァイスとな?
妙に清涼感のあるロゴで、ビールらしくない?
とんでもないコラボをしましたね。と思わず思いました(なんじゃソレ)。
現在わらび座ではミュージカル「ゴホン!といえば」を上演中です。
これは秋田出身の蘭学医・藤井玄信が秋田藩の秘薬「龍角散」を世に広めてゆくお話だそうです。
なるほど。つまり、ドラゴンハーブヴァイスとは? このミュージカル上演で実現した、あの喉飴とヴァイスビールのコラボ・・・?
・・・どんだけチャレンジャーよ。ここを。この2つを掛合わせるなんてスゴいな。
いやそれよりも、今は飲むか飲まないかだ。どっち?オイどっちにするの?
「飲む?ドラゴンハーブ。」
BELAちゃんが訊く。はい・・・。飲みましょう。
「私は別のにする。」
えぇぇ・・・。
注文したドラゴンハーブヴァイスは美しいビアジョッキで来ました。
背が高くてスリム。普通のジョッキと違い、スリムは泡が消えにくいようです。
こういう酒器、憧れるんですけどねぇ。でもウチ置くところないし。
BELAちゃんは「桜こまち」。かわいいグラスで登場。口当たりの柔らかいビールです。
さて、いただきましょうか。ドラゴンハーブヴァイス!
まずは香り。
そのまんまの香りです。よく口にするのど飴の香り。
ビアグラスに口をつけます。味もそのまんま。
ビールなのに喉飴。いや喉飴なのにビール。ってどっち?
すこし混乱している。鼻にハーブの爽快感が抜けてゆく。
マズイとは思わない。むしろこれはこれでアリです。少なくとも清涼飲料としては成立していると思います。
思いっきり汗かいて、喉が渇いてヒリヒリするくらいの時に飲んだら楽しそう。
逆を言えば、肉料理を食べながらは難しいのかな。個人的な感想ですが。
BELAちゃんは「桜こまち」に続いて「ブナの森」を注文。
こちらもエレガントな小グラスで登場。このビールもおいしいんですよ。
ビールの歴史を語るまでもなく、ヴィルヘルム純粋令(1516)を引き出すだけでビールは説明できてしまうのですが、要するにビールは「麦芽・ホップ・水・麦芽」だけを原料とするものです。日本では、ここにお米が入ったり、または別なもので発酵させたりして一時期ビールはどんどん変態化していきました。
ビールの原点回帰を目指す「クラフトビール」という産業が各地で成功するようになってきて、しみじみビールって美味しいなぁと思って飲むようになりました。やっと日本にもホンモノのビール文化が開花したのです。ありがとう!クラフトビール。
お食事処「ばっきゃ」の極上メニューといえば「御狩場焼き」。
鋤鍬を模した鉄板の上で肉がジュウジュウ言っているところに箸を突っ込みます。
お次のビールはヴァイス。無濾過なので少し酸味があります。
すべてを平らげるころにはお腹がはち切れそうになっていました。ビールだけで1リットル呑んだ・・・。
そりゃ苦しいわけだ。
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