退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#168: 常識と法律。

2013-11-18 18:03:58 | アメリカ便り
先日、テレビで特別機密保護法案に対する討論を、家事の合間にちょっと耳にしました。

その中で、"常識的判断による(多分賛成派)" 対 "常識より法律が勝つ(多分反対派)”と言う意見がありました。
この法律設置後も常識を使って判断できる派と、国民の言論の自由やらいろいろな自由がこの法案設置によって奪われる派と言うことです。
私にとって、特別機密保護法案を "常識”と“法律”という見地で論争することに興味をおぼえました。
でも家事の合間だった為、内容を聞けなかったので、これからは私の意見をちょっと。

秘密を守ることができない国は、やはり、他国からの信頼を失うことにつながると思います。
その点で言えば、グローバル化(私はこの言葉が嫌いですが)に伴い、このような法案(存在していない先進国は日本だけと聞きますが)を作って秘密保持強化を図るのは良いことでしょう。
しかし、ウィキリークやスノーデン問題でもわかるように、現在、世界中で秘密が秘密でいられる環境が破壊されてきています。
2000s年代、秘密を秘密として保持するのはますます不可能となって行くと思います。
前にも言ったと思いますが、グローバル的に秘密をなくすれば良いのです、、、なんて夢物語ですが。

私個人の考えでは、法案設置反対派が言うように、戦時中の憲兵隊みたいなのが出現し、言論の自由が失われると言う極端なことは、今の日本そして若者を考えると、99%起こらないと思います。
常識的に考えると、日本は、戦時中の、言論統制化にわずかながらでも戻ることはありえません。
日本は常識が通用します。
ちなみに、それを壊すのが法律や弁護士だと思いますが。
一見、常識がないような人達にも、単一国民である日本人としての、人間としての常識が通用すると思います。

その点、教育レベル、人種、文化、宗教において多民族国家であるアメリカ(だけではないと思いますが)では、それを期待できません。
だから、すべてに、法律、弁護士を立てて、ことを進めなければならないのです。

昨日は、ヨリさんをパチンコに連れて行きました。
1時間半ほどやって、3000円づつ使って、ヨリさん1500円戻ってきました。
でもパチンコ屋の、タバコの煙すごいですね。
あんな所に定期的に行く人考えられません。
働いている人、職業病対策考えたほうが良いと思います。
パチンコ屋経営者は、後々起こる、使用人による告訴に備えたほうが良いと思います。

今日は、お昼から、ヨリさんの新しいホームへ行って少々準備をしてから、兄の病院へ行ってきます。
昨日、兄は、“いやいや”をしたそうです。
良かった。

ハブグレのマミー