退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#296: STAP, 小保方、理研、何だったのでしょうね。

2014-06-15 15:43:46 | アメリカ便り
昨日のワールドカップ、日本対コートジボワール見ましたか?
本田のすばらしいシュートでゴールを決めたけど、その後が続かなかった。
やはり、交代が足りなかったと思います。
後半は疲れ気味で、守備にばかり回っていた感じでした。
残念。

今日はSTAPといきましょう。
まだ、STAPがにぎわしています。
ありえないマウス、遺伝子等の発見でサイエンス的見地から言えば捏造は決まったようですが、今はその確証付けと責任問題。
しかし、元理系女の私が思うに、理研の責任、アドヴァイザーの責任とかいろいろ問われていますが、それらは後の問題であって、一番の責任は小保方さんです。
それを忘れてはいけないと思います。
小保方さんのような人を育てた研究環境が良くなかったとか言われていますが、そんな環境、どの分野にもあります。
だから捏造を、それを生み出した環境のせいにしてはいけないと思います。

小保方さんがかわいくて、プリンセスみたいだからと言っておおめに見ないでほしいです。
前にも言ったと思いますが、ああいう人にはサイエンスをやってはいけないのです。
日本のサイエンス界が“世界3大研究不正”(注1)なんて汚名を背負う羽目になりました。
実際にSTAP細胞のようなことをを研究している人達には大変迷惑なことです。
サイエンス(限らないですが)は、うそを言うと絶対にばれます。
そんなこと小保方さんも知っていたと思うし、更にはそれを“Nature"なんて世界的な雑誌に発表したらどのようなことになるかも知っていたと思います。
それをわかっていてやった理由がわかりませんが、単なる“おばか”なのでは。
常識がないです。

先日のブログで、“アメリカは権利(何の権利かわかりませんが)を守るため常識を失った”と書きましたが、小保方さんも名声を売るため常識を失ったと言ったところではないでしょうか。



注1(団藤 保晴氏のブログから引用)
ヤン・ヘンドリック・シェーン:高温超電導など2000年からの画期的論文でセンセーションを巻き起こし、数々の受賞をした挙句に、データの捏造・使い回しが判明して大量の論文が撤回されました。米ベル研とスイスの大学を兼任、同僚が実験設備を確かめたいと申し入れても「こちらには無い」ですり抜けました。
黄禹錫氏:ヒトES細胞論文は2004年、ヒト体細胞由来のクローン胚から胚性幹細胞(ES細胞)を作ったとし、霊長類でも成功していないのにと世界を驚かせました。クローン牛なども発表されましたが、調査の結果はいずれも捏造でした。

ハブグレジュンタのマミー