退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#302: カウンターフェット(偽造品)の薬

2014-06-25 22:33:28 | アメリカ便り
どぶさん、コメントありがとうございます。
以前も言いましたが、アメリカに長く住んでいる日本人は、日本に住んでいる日本人より日本のことを思っているんですよ。

アメリカの医療費の高さは有名です。
もちろん薬も高いです。
でもこの薬、前にも言いましたが値段があってないようなもんです。
と言うのは、いろいろの手段を使って安くすることができるのです。

その1:生活保護を受けている人、収入が低い等の理由で、薬が買えない人たちのため、それを販売している製薬会社が何らかの援助をしてくれるときがある。 製薬会社は税金対策のために、このような一見人助けのような行動をしていると思います。

その2:製薬会社が開発した薬は、20年で特許が切れます。しかし特許と言うのは市場に出る以前から発生しているので、実際に市場に出てからの特許有効期間は8年から10年ぐらいです。特許の切れた薬は、日本でも出回ってきたジェネリックとなってだいぶ安く出まわります。

その3:私は、時々睡眠薬を飲むことがありますが、その薬ものすごく高いのです。 それで、製薬会社主催の、その薬特定の何とかクラブに入りました。 クラブに入ることによって、どう言う訳か薬の値段が、4分の一になりました。でもこのクラブは1年だけ有効なので、その後、どうしたら良いかわかりません。高い値段をはらって飲み続家なくてはいけないのかしら。と言うことは、この1年間だけ安く売ると言うことは、“餌”みたいなもんかいな。

その4:ネットで購入する。日本でも最近ネット販売ができるようになったとかなるとか聞いたことがあります。本当にこれは安くなります。ハブちゃんの薬は、ほとんど全部このネットで買っています。でもこれが以前から問題になっています。と言うのは、偽者が出回っているからです。 ネットの販売会社はカナダ所在が多いのですが、その会社がどのように薬を安く手に入れているか疑問の場合があります。特に、中国、メキシコなんかで作られる本物そっくりの偽者の薬が出回ることがあります。抗がん剤に抗がん剤の主成分が含まれていず、それを飲み続けて死んだ何てこともしばしば耳にします。だから、ネットで薬(他もそうですが)を買う場合は、下調べを良くしたほうが良いです。それができない場合は、ネットはやめたほうが良いでしょう。
あまりに安く売られている出所不明の薬は、偽者だと思ったほうが良いでしょう。

では今日はこの辺で。

ハブグレジュンタのマミー