退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#300:わー300回だ!!!  ブーメランキッズ

2014-06-20 22:56:03 | アメリカ便り
私のブログ300回にもなった。
読み手の迷惑も考えずに、毎回少なくとも原稿用紙2,3枚は書いているので、その量はすごいものです。

先ほどニュースで“ブーメランキッズ”について話していました。
日本では “パラサイトキッズ”とか言われていますが。
こちらの“ブーメランキッズ”は一度家を出たのが、財政難のために両親の元に戻ってくる子供達のことをあらわします。
まさに、ブーメランです。

アメリカでは5人に1人が“ブーメランキッズ”(20歳から30歳)、更には60%の子供は親から金銭的援助を受けているそうです。
やはり、アメリカも日本と同様、大学を出てもまともな職にありつけないという世知辛い社会なのです。
大学にいったら子供は独立したものと考えていた、アメリカの長年の習慣が最近変わってきました。
やはり、すべてが高い感じがします。
なんといっても大学の授業料が高いです。
年間(8ヶ月)70万から500万円です。
たいていの子供は、自分で国からローンを借りて大学にいきますが、そのローンもいったん働き出すと返さなくてはいけないので、就職難の昨今返すあてがない子供が増え、借金は増えるばかりとなります。
だから必然的に、ブーメランになるのです。
でも私はどうしてこんなに大学の授業料が高いのかわかりません。

ここセントルイスには、非常に有名なアメリカでも10本の指に入る私立の大学がありますが、ここは授業料が500万近くかかります。
4年間で、2000万円近い金をかけ卒業しても就職できないなんてこともおきるのです。
でもこの大学、近くを通るたびに、何かと工事をしています。
建物10年ごとに立て替えているのではないかと思われる感じ。
通りで、授業料が高いはずです。

この間のブログで言いましたが、“何のために”です。
何が大切なのかわかっていないです。

ところで、我が家の“ブーメランキッド、”医学部に行く試験を去年から伸ばし伸ばしにして、今は“8月に受ける”と言うことになっていますが、、、、
今日はここから1時間半のところで開催されるサッカートーナメントに出場のため、仕事からまっすぐ行きました。
相変わらず勉強以外のことには熱心です。
日曜日に帰ってくるとのこと。
子供がいなって“ほっ”としますね。

ハブグレジュンタのマミー