退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#350:ミネアポリス

2014-09-02 21:53:28 | アメリカ便り
どぶさんに、“月光仮面”と言われた私ですが。。。
ありがとうございます。
懐かしい言葉です。
月光仮面みたいによく動くことは動きますね。
小さい時、よくやりました。
風呂敷をマント代わりに月光仮面、お箸を一本頭に載せて、風呂敷かぶって鞍馬天狗。

昔の子供達は安上がりでした。
風呂敷や、お箸、ものさしが遊び道具でしたから。

どぶさんに月光仮面と言われたせいでもないですが、昔が懐かしいです。
すべてがシンプルでした。
みんなが貧しかった昔の日本。
毎日の目標がシンプル(生きるため)だったから、生き方も自然とシンプルになっていたんですね。

昨日夜遅く、ミネアポリスから帰ってきました。
娘の引越し、朝の9時に引越しトラックをピックアップしてから、まずは大きいものを新しい家に移し、1時にトラックを返し、更に小さいものを車で移しました。
終わったのは、夜の7時。
去年の引越しみたいに92度なんてことはなかったので助かりました。
娘曰く、“どうしてこんなに、ものがあるんだろう”。
新しい部屋には入りきらず、持って帰ってきました。
後、何回子供の引越しを手伝うことになるでしょう。

ところで、ミネアポリスは移民が多い都市です。
特にソマリアからの移民が多いです。
そしてあの、長いほっかぶりと地面を引きずるドレスを着た人がなんと多いことか。
娘曰く、ミネアポリスは移民に対して、いろいろなサポートシステムがあるとのこと。
自由が欲しくてやってきたアメリカで、束縛の象徴のような服装をしていることが私にはわかりませんが。
宗教と、自由の関係と言うのは無宗教の私にはわかりませんね。

フランス前大統領(これまた賄賂で捕まりましたが)が、フランスにやってきたイスラム諸国からの移民に対して、顔を隠したりする服装を禁止して世界から非難を受けましたが、私にはわかる気がします。
オーストラリアも、移民が多い国ですが、モスクなどの建設を禁止していると言うことを聞きました。

娘も言ってましたが、ミネアポリスって、冷たい感じの都市だと思います。
大都市になろうとがんばっているが、なりきれない意固地さがそうさせているのかな~とも思いますが。
アメリカ人って、目と目が合うと、まるっきり知らない人にも“にこ”っとするのが普通なんですが、ミネアポリスではそれが余りないんです。
私の住むセントルイスと言うか中西部って、保守的な地域として知られています。
そして、ヒックス、レッドネック、ヒルビリーなんて白人から更に枝分かれした特殊な人間が多く見られますが、慣れたら、人間そのものは単純で人の良いおじさんおばさんです。
目が合うとほとんどが“にこ、はい”なんて言ってくれます。
天候的には住みにくいけど、環境は悪くないと思います。
東から来ている主人は、結婚する前から、“こんなとこすぐ移る、東に帰る”とセントルイスのことをめちゃくちゃ言ってましたが、そういえばこの5年ほどは聞かなくなりました。
“住めば都”になってきたかな?

ハブグレジュンタのマミー