以前書きましたが、アルジェジーラというワールドニュースを毎日見ています。
このニュースステーションは、中近東カタールの首都ドーハと言うところに本社があり、その他世界各地に報道ステーションがあります。
中近東にあるからと言っても、アメリカでよく見かけるキリスト教チャンネル見たいに宗教的に偏ってはいません。
単純に世界のニュースがよくわかるようになっているチャンネルです。
と言っても、イスラエル対パレスチナ戦の時は、アナウンサーがだいぶパレスチナの肩を持っていたのが見え見えでしたが。
今朝のニュースは、アメリカで植えられている食物の種の73%は遺伝子組み換えで、その使用は10社の会社によってコントロールされているとのこと。
この10社の中に私が働いていた会社も含まれています。
とうもろこし、大豆、菜種、パパイヤ、なすび、トマト、タバコ、小麦等等いろいろの食物に遺伝子組み換えが行われています。
それらの遺伝子とは、寒さや日照りに強い遺伝子とか、害虫に耐性を持った遺伝子、除草剤に耐性を持った遺伝子、食物の構成成分を変える遺伝子等、これまたいろいろなものがあります。
私が、研究していたのは、害虫に対して耐性を持ったとうもろこしの作成でした。
この他、私自身は関与しなかったけど、自社で販売している除草剤に対して、耐性を持つ遺伝子が組み込まれた大豆の研究もしていました。
このように各社で開発された遺伝子組み換え食物は、開発した会社が特許を取って、その使用をコントロールすることができます。
だからこのようにいつの間にか、アメリカで作られている食物の73%がプライベートカンパニーによってコントロールされてしまったのです。
このコントロールと言う意味は、個人が勝手に収穫した食物から種を取って、それをまた来年に使う、なんてことができないように法的に規制がされていると言うことです。
ちなみに、人間の遺伝子も、特許で保護されています。
今日のニュースでは、“オープンシーズ”と言う、みんなが自由に使える種を作ろうと言う試みがでてきたと伝えていました。
大多数の種が特許によって保護されている為、このオープンシーズの人達は、新しい品種や遺伝子組み換えがなされていない種を世界各地から取り寄せて、販売をしているそうです。
そのパーケージには、“この種は購入した人の自由でお使いください”みたいなことが書かれているそうです。
遺伝子組み換え食物の開発、新薬の開発には、非常に膨大な時間とお金が必要です。
だから、会社がそれを取り返し、更には、次の開発の為の費用を獲得する為に特許が有効の間できるだけ、お金をもうけようということは判ります。
それができないと、研究が続かないとも思います。
でも、お金がなくて薬が買えない病人、飢餓に陥っている国を見ると考えさせられます。
ハブグレジュンタのマミー
このニュースステーションは、中近東カタールの首都ドーハと言うところに本社があり、その他世界各地に報道ステーションがあります。
中近東にあるからと言っても、アメリカでよく見かけるキリスト教チャンネル見たいに宗教的に偏ってはいません。
単純に世界のニュースがよくわかるようになっているチャンネルです。
と言っても、イスラエル対パレスチナ戦の時は、アナウンサーがだいぶパレスチナの肩を持っていたのが見え見えでしたが。
今朝のニュースは、アメリカで植えられている食物の種の73%は遺伝子組み換えで、その使用は10社の会社によってコントロールされているとのこと。
この10社の中に私が働いていた会社も含まれています。
とうもろこし、大豆、菜種、パパイヤ、なすび、トマト、タバコ、小麦等等いろいろの食物に遺伝子組み換えが行われています。
それらの遺伝子とは、寒さや日照りに強い遺伝子とか、害虫に耐性を持った遺伝子、除草剤に耐性を持った遺伝子、食物の構成成分を変える遺伝子等、これまたいろいろなものがあります。
私が、研究していたのは、害虫に対して耐性を持ったとうもろこしの作成でした。
この他、私自身は関与しなかったけど、自社で販売している除草剤に対して、耐性を持つ遺伝子が組み込まれた大豆の研究もしていました。
このように各社で開発された遺伝子組み換え食物は、開発した会社が特許を取って、その使用をコントロールすることができます。
だからこのようにいつの間にか、アメリカで作られている食物の73%がプライベートカンパニーによってコントロールされてしまったのです。
このコントロールと言う意味は、個人が勝手に収穫した食物から種を取って、それをまた来年に使う、なんてことができないように法的に規制がされていると言うことです。
ちなみに、人間の遺伝子も、特許で保護されています。
今日のニュースでは、“オープンシーズ”と言う、みんなが自由に使える種を作ろうと言う試みがでてきたと伝えていました。
大多数の種が特許によって保護されている為、このオープンシーズの人達は、新しい品種や遺伝子組み換えがなされていない種を世界各地から取り寄せて、販売をしているそうです。
そのパーケージには、“この種は購入した人の自由でお使いください”みたいなことが書かれているそうです。
遺伝子組み換え食物の開発、新薬の開発には、非常に膨大な時間とお金が必要です。
だから、会社がそれを取り返し、更には、次の開発の為の費用を獲得する為に特許が有効の間できるだけ、お金をもうけようということは判ります。
それができないと、研究が続かないとも思います。
でも、お金がなくて薬が買えない病人、飢餓に陥っている国を見ると考えさせられます。
ハブグレジュンタのマミー