退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#366:ナインイレヴンです。

2014-09-11 21:01:12 | アメリカ便り
今日は“ナインイレヴン”。
偶然にハブちゃんの誕生日でもあります。
ハブちゃん10歳のお誕生日おめでとう。
あとどのくらい生きながらえてくれるかわかりませんが、お母さんはできるだけのことをするので安心してください。
でも、今日ハブちゃんと潤太、徒党を組んで2時間ほどトンズラ、行方不明となりました。
私は車で、名前を大声で叫びながらあちこち騒ぎまわりましたが、戻ってこず大変あせりましたが、無事戻ってきました。
先日獣医さんのとこでやった腫瘍の生検検査の結果、脂肪の塊とのこと。
一応は安心。

あれから、13年経ったんですね。
最初の飛行機が、タワーに突っ込んだのをオフィスのコンピューターで見ました。
そのあと、みんなと地下一階にあるキャフェテリアに行って、特設のビッグスクリーンのテレビを見ていました。
信じられないことが起こった、まるで夢を見ているようでした。
タワーが煙を立てて消滅して行った姿は、私も入れてテレビを見ていた人たち全員にとって一生忘れられないものだし、その後の私達の生き方に対しての感覚を変えたといっても過言ではないと思います。
あのテレビ映像以来、国民一人ひとりが、“あのタワーのなかの逃げ遅れた人、または、窓からジャンプしていった人になる可能性を持っている”と言う気持ちになったと思います。

先日行われた世論調査によると、アメリカ国民は現在のほうがナインイレヴンが起きた時よりも、遥かにテロの恐怖を感じると言ってました。
事実アメリカ国内で、ナインイレヴン以来目立ったテロが余りありませんが、それでも国民はテロに対してより恐怖を覚えているのです。

昨今、地球上ではナチュラルディザスター(自然による災害)のほかに、種族、宗教による違い、利権による闘争があちこちで勃発しています。
そして、力には力で答えると言う政策になってきています。
世界がサイエンスフィクションの世界になってきました。

先日、白人おばさんが我が家にやってきました。
日本でもよく見かける、キリスト教を広める人たちです。
宗教は “3大悪の一つ”とみなしている私は、討論するのも時間の無駄と思い、いつもの“私は仏教徒でサイエンティストです”と言って帰しました。
サイエンティストを強調したのは、キリスト教が信じている創造(クリエーション)を信じていないと言うことを伝えたかったからです。

私もその他のアメリカ国民同様、これからもテロや殺戮は続くと思います。
女が世界を動かすこととなっても、同じことがおきるのかしら?

ハブグレジュンタのマミー