退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#351: 犬の話

2014-09-03 21:39:07 | アメリカ便り
相変わらず、毎日暗いニュースばかり続いています。

今朝のニュースでは、プーチンをヒットラーにたとえていました。
“キエフは2週間で落とすことができる”と言ったとか。
このような、脳みそが股間にある人(頭で考えないで、感情/ホルモンの作用で動く)というのは、どうにもならないです。
でもこういうのはプーチンに限らず、いたるところにいますが。

エボラもまだまだ広がりそな上、突然変株も出てきているし。

そんなところへ、全米オープンテニスでの錦織君の大健闘。
日本人としては、96年ぶりの4強を勝ち取りました。
8月上旬の足の親指の手術、更に、月曜日4回戦の4時間以上にわたるマッチの上の4強入りです。
すごい根性です。
うれしいです。

さて、今日はグレーシーの続きです。
グレーシーは我が儘で好き嫌いも激しく、どのように決めたのかは判りませんが、迎えのおじさん、ダンと一生パラサイトをやっている隣の馬鹿息子マイクが大嫌いでした。
ダンは見るからに神経質そうな、“犬が怖い、嫌いだ”と言う雰囲気を体全体に匂わせている人です。
マイクは馬鹿息子と書きましたが、この息子、もう50才は過ぎていますが、若い頃にドラッグと酒をやりすぎておかしくなり、定職に就けなくなったそうです。
それで、この息子の毎日の日課は、午前と午後に近所をぶらぶらと歩き回ることぐらいです。
最近は余り見なくなりましたが。
50歳を過ぎて体力がなくなったかな。

グレーシーは、ダンを見るたびにダンに向かっていき、牧童犬特有の“かかとニッピング(かかとを突っつく感じで齧ること)をしようとします。
私はそのたびに、グレシーとダンの間に入ってグレーシーを引き離しますが。
と書くと、“なんと無責任な飼い主だ、犬を放し飼いにして”と怒られるかもしれませんが、グレーシー、大抵は引き綱なしでも我が家の敷地内にいるのです。
それが、ダンが玄関から一歩足を踏み出すか出さないうちに判るんです。
さすが人間の100万倍異常の嗅覚を持つ犬です。
そして、突っ走って道路を横切ってダンの敷地に入っていくのです。
ある日ダンに斧で、殴られそうになっていましたが、何とか間に合いました。
ダンも奥さんのミシェルも良い人なので、今まで警察沙汰になったことはありません。
でも、このダンとグレーシーの仁義なき戦いは、グレーシーがもう走る元気がなくなるまで続きました。

マイクの場合も同じで、マイクはついに長い杖を持って歩くようになりました。
 
てな具合で、グレーシーは(も)近所では迷惑犬でした。
良い近所の住人に感謝です。

ハブグレジュンタのマミー