退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#661: 観光大国日本どこへ行く

2016-04-11 22:55:22 | アメリカ便り
2年前に友達、友達の娘、妹と行ったパリの写真です。
町の一角にあった小さなレストランで撮りました。



もの創り、技術大国だった日本が観光大国に変貌を遂げ幾年か過ぎました。
去年は2000万人、今年は4000万人の観光客を予想しているとのこと。

これでいいのですか、日本。
観光産業なんて、所詮、“他人のふんどしで相撲をとっている”産業と思います。
ふんどしがなくなったら相撲が取れなくなる。
つまり、観光客が来なくなったら産業が成り立たなくなる。
観光客という流動性の塊みたいなものに、日本の将来を託してもよいのでしょうか。’
別に観光産業に従事している人たちを、けなしているわけではありません。

私は観光産業は“刺身のつま”であるべきで、“刺身”になってはいけないと思います。
今の日本を見ていると、観光産業がどんどん刺身の領域を侵害してきている感じがします。
“つま”は決して刺身にはならないし、なってはいけないということを忘れて。

ゆとり教育が現れ、子供の能力(特に知能)が下がった。
今度は観光産業が盛んになり、日本の技術、もの創り産業が押しやられていく。

政府は観光産業大幅増加によって起きる、社会的影響を真剣に考えなければいけないところにたっていると思います。

今日は短く。

ハブグレジュンタのマミー