退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1055: 日本国憲法公布:渡部昇一氏 「日本の歴史」より

2018-07-18 08:06:25 | アメリカ便り
昨日はボランティアーで犬猫シェルターに行ってきました。
毎日90℃を越す暑さのため、犬の散歩は“なし”のため、犬のケージに入り、家から持ってきたクッキーをやったり、撫で撫でしたり。
1時間づつ犬猫達と過ごしました。
でも70%ぐらいの犬はピットブルが混じっている感じなので、“この広い誰もいない犬舎のなか、突発的行動を取ることで知られているピットブル、襲ってきたらどうしよう”なんて考えたりしました。
ほとんどの犬は“お座り”“おて”をするので、一度は飼い主もいたんだろうに。
不憫に思えました、自分の人生を他人に頼るという生き方。
人間もそうです。
ジュンちゃんとキキちゃん、というか私に飼われた犬達はしあわせだな~。

日本国憲法公布です。
でもなんとなく渡部昇一氏の本について書き始めたら、ただでも少ない読者がますます少なくなったみたいに感じます。
日本人だったら最低限の日本の歴史、その中でも現在の日本を位置づけした戦後をもっと多くの人に知ってほしいのですが。

前回、“日本国憲法前文には、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我らの生存と安全を保持しようと決意した」と記されているが、国民を生かすも殺すも他国に委ねるというこの部分だけを読んでも、「これは憲法ではありません」と言っているに等しい”、で終わりました。

我々の周囲にはわが国の領土を侵そうとしているロシア、中国、韓国、それに日本人を拉致して恥じない北朝鮮が取り巻いているのです。
そういう国々に日本人が自分の安全と生命を信頼して預けよというのだろうか。
とても一主権国家の憲法とはいえない。

日本が終戦以来、長年にわたって平和であったのは第9条のおかげだという人がいるが日米同盟があるからソ連が手を出さなかっただけなのである。
こんなわかりきったことに目をつぶって第9条があったから平和なのだと言う人は正気なのかと問いたい。

憲法、「コンスティテューション」は直訳すれば「体質」と言う意味である。
つまり「憲法」は国の「体質」であって、昔「国体」と訳していたのが正しい。
国の体質が変われば、どこの国でも憲法を時代に合わせて変えている。
それが本来の姿なのである。

次は「サンフランシスコ講和条約」です。

ハブグレジュンタのマミー