退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1058: サンフランシスコ講和条約:渡部昇一氏:日本の歴史より

2018-07-23 09:20:21 | アメリカ便り
アメリカ中西部はこの2,3日、90度越えの猛暑から開放され80度台でおさまっています。
昨日はサム、かえ子ちゃんが、今年はじめに切った木を取りに来たついでに、たえちゃんも呼んで夕食兼女子会。
かえ子ちゃんは明日また日本です。
入院中のお母さんに会いに。

うらやましい。
会いにいく親がいて。

昨日やった翻訳は、主語抜けやら目的語抜けやらで時間がかかりました。
いるんですよね、こういう論文を書く翻訳家泣かせの人たちが。

私が働いていたとき、ジャーナルに載っている論文を見ていても、こういう論文にまれにぶつかることがありましたが。
実験方法でこれをやられたら、再現性なしの論文になるのです。

著者がわざとこれをやることもあり、“そんなに簡単にまねされてたまるか!!”という著者の強い意思と意地汚さが感じられる論文もあります。

でもそこはそこで、まるっきり“再現性なし”となると、小保方論文となり、不正の判子を押される。
だから、再現が簡単にできないように、かつ不正の判子を押されないように論文を書くコツが必要となる。

翻訳はボケ防止には最適です。

サンフランシスコ講和条約。
またまた、渡部昇一氏の本“日本の歴史”からの丸写しです。

“アメリカがあわてて結んだ講和条約によって日本は国際社会に復帰した”、そうです。
東京裁判が終わってから2年後の昭和25年、米ソの対立を背景として朝鮮半島で、自由主義国と社会主義国の武力衝突(朝鮮戦争)が起こった。日本の敗戦後、あっという間にシナもモンゴルも満州もシベリアも東アジア全大陸が共産主義になっていたのである。
日本が東京裁判で主張した「共産主義の脅威」が正しかったことを知ったアメリカは、日本を独立させて自分たちの陣営に引き込むため、あわてて「サンフランシスコ講和条約」を結び、賠償金も取らなかった。
それまでの「日本は悪」という彼らの思い込みは現実の「共産主義の脅威」の前にはすっかり吹っ飛んでしまったのである。

私の感想。
アメリカはトランプが現れるずっと以前から、まるっきり“自分勝手、つまりアメリカファースト”の国だった。
日米開戦もアメリカの都合で始まったことですから。

続きは次回です。

ハブグレジュンタのマミー