退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1319:香港人権民主主義法案

2019-12-02 11:58:37 | アメリカ便り

水曜日からサンクスギビング休暇で来ていた娘、昨日の朝、また9時間運転して帰っていきました。
あちらこちらで、荒れた天候だったので心配でしたが、雨と強風だけだったそうです。
雪が降らなくてよかった。
サンクスギビングの次の日はブラックフライデーと言って、‟アメリカ国民がショッピングに狂う日”と先日書きましたが、私と、娘、息子、息子のガールフレンドもアメリカ国民と化してしまいました。
ブラックフライデーはクリスマスショッピングの幕開けと言われていて、‟買い物しなくちゃだめだよ”とみんなが暗示にかけられてしまうのです。
と言うことで、私と娘は9時15分にモールに着き、息子とガールフレンドと合流し、4件ほど(Sachs, Columbia, Eddie Bauer, Etc.)回りました。
娘は厚いジャケットが欲しいと言ってたけど、まだ高かったのでクリスマスの後にしてもらい、息子はどうしても厚いジャケットが欲しいということで高かった(私から見たら)けど買ってしまいました。
”これで、クリスマスプレゼントは終わり”と言うことで。
私は何も買わず、ガールフレンドはジム用の服を買ったそうです。
2時間ぐらいいて帰るときには、あの広い駐車場で駐車場所を探すためにうろうろしている車がたくさん。私たちが出る時、もう2,3台が空いた場所を狙っていました。
いつものブラックフライデーのモールでの風景でした。

今日月曜日はサイバーマンデーです。
お店に行ってショッピングしないで、ネットでショッピングをする日です。
おうちゃくものには最適です。

さて、アメリカ議会で香港人権民主主義法案が全会一致で可決したそうです。
もし人権弾圧が見られればアメリカは中国に対して制裁を加えるとのこと。

こういうところはアメリカらしいです。
つまり白黒しかない社会。

でも一人だけ、ケンタッキー議員が反対票を入れたともききました。
内政干渉だということで。
内政干渉Vs.人権弾圧阻止。
これはよく考えれば難しい問題です。
中国のような国に対して、こういった法案を立てることは私としては大賛成、国にかかわらず、どしどし中国のウルグアイ人、チベット人に対する人権弾圧を制圧してほしいですが、でもこれって本当は‟国連”と言った国際機関が果たす役割ではないのですか?

と言っても私は現在の偏った国連の存在自体が無意味と思っているので、アメリカが国連にとって代わって動いた感じがします。
でも、常識で考えればアメリカのような一つの国がやる役割ではない気がします。

それこそ内政干渉と言われても言い返せない。
例えば、1960年代の黒人差別反対運動する前のアメリカを見ると、黒人に対する差別はひどかった。
そこで、どこかの国がアメリカに対して‟黒人人権民主主義法案”をおったてて、アメリカに対する制裁が執行可能になったらどうでしょうか。

または、ある国が、例えば隣国2か国、イギリスなんかが思いつくけど(国連も仲間になるでしょう)、日本に住む反日在日に対する人権が守られていないとクレームをつけてきて、これまた”(反日)在日人権民主主義法案”なんか成立したらどうなるでしょうか。
私は今回のアメリカの香港人権民主主義法案が引き金となり、あちらこちらでこういったことが起こりかねないと思います。

それこそ、あちらこちらで内政干渉に近い、人権民主主義法案が発生してきます。

国同士が、お互いの国、その国民を思いやる気持ちは大事です。
思いやりと内政干渉、難しい。

香港では今度は中学生高校生がデモを始めたそうです。
15,6歳の子供ですよ。

遺書を書いて大学に立てこもった学生も尊敬しますが、この中学生高校生にも感心させられます。

この子たちは未来を見据えて戦っているのです。

日本の学生とは全く違うね。
平和とはそれを維持することを考えさせずに、ただ人間を骨なしにするだけなのかしら。

ハブグレジュンタのマミー