退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1329:つれづれ

2019-12-23 08:27:50 | アメリカ便り

月曜日夜、東海岸から13時間と言う超特急で帰ってまいりました。
私は3時間運転しただけで、あとは息子が運転してくれました。
ノースキャロライナのブルーリッジ山脈での外心力に負けそうになる私の運転、急ブレーキかけ放題の運転にこりたんでしょうか、息子が10時間も一人で頑張ってくれました。
以前子供が生まれる前に、やはりノースキャロライナから帰って来るとき、14,5時間(主人は運転が非常に遅い)の運転を39度もの熱を出しながら、主人一人運転した時のことを思い出しました。
主人は義父母の車を娘に届け、帰りは娘のぼろ車を運転して今日帰ってきます。

家の周りには雪が少し残っていましたが、隣人キャシーの御主人グレッグが除雪をしていてくれたのがわかりました。
息子のガールフレンドの家にいたジュンちゃんは私に会えていつもの熱烈歓迎で出迎えてくれました。
ノースキャロライナで一人っ子、甘え放題で過ごしたキキちゃんは、またまたジュンちゃんとの競争生活が始まり、いつもの吠えまくり犬に逆戻り。
昨日は家の中をかたずけ、帰ってきた夜主人のベッドにジュンちゃんキキちゃんと一緒に寝た時気づいた加齢臭満載の主人のベッド用品を全部洗濯。
1月に自転車から一回転して落ち、鎖骨を骨折してから主人の健康はいまいち。
加齢がどんどん進んでいっている気がします。
おまけにあちらこちらから病気が現れてきました。

私は私の両親、主人の義父母を見て、自分が健康でいる重要性は自分のためだけではなく、周りにいる家族のためでもあると痛切に感じています。

避けられない病気は仕方がありませんが。
毎日ジュンちゃんキキちゃんと7キロ歩くのも犬たちのためだけではな、自分の健康を維持し結果的には子供たちや周りに迷惑をかけないようにするためなんですが。

そこを主人はわかっていない。
食生活も何となく非健康的ですね。
でも、空腹でいることが長生きにつながるという研究結果も出ているので、主人は長生きなのでしょうか。
でも主人の場合、義父母を見ていると不健康で長生きしそう。

今日はつれづれで失礼。

アトランティックオーシャン

初めての海。砂浜を走り回りました。

老人(主人)と海と犬。

 

ハブグレジュンタのマミー

 

 


#1328:心神喪失者に対する刑罰

2019-12-19 09:46:40 | アメリカ便り

おはようございます。
昨日は決断力と計画力に欠けた主人のため、海のそばにいながら行くことができなかった海に3日目にしてようやく行くことができました。
勿論キキちゃんも一緒。
初めてのビーチで駆け回りました。
でもせっかくかわいい‟キキちゃんと海”の写真を撮ろうとしたらSDカードが入っていない。
そうだ昨日ブログに写真をアップロードした時撮りだしたんだ。
今日は寒いけど天気がいいのでまた行ってこようっと。

さて、今朝ヤフーのニュースを見たら、埼玉県熊谷市6人殺人事件の犯人に2審の東京高等裁判所が1審の埼玉裁判所での死刑判決を撤回し、無期懲役を求刑したとのこと。

そしてそれに対して❝東京高等検察庁の久木元伸次席検事は、「事案の重要性や遺族の心情などを踏まえたうえで、さまざまな角度から判決内容を慎重に検討したが、適法な上告理由が見いだせず遺憾だが上告を断念せざるをえない」とするコメントを出しました❞、とのこと。

何とふがいない声明なんでしょうね。
こんな重要な事、被害者の遺族のことを考えたらそんなに簡単にあきらめてもいいのですか?
私が更に腹立つのは、こんな男にこれから何十年も国民の税金で衣食住を与えることです。

そして裁判員(常識のある一般人)によって出された判決を一切無視した高等裁判長。
心が狭いと思われるかもしれませんが、無抵抗の子供老人を殺しておきながら、無宗教の私は言います、‟死刑!”と。

昨今、人権尊重で如何なる人も平等を唱えられている社会。

犯した罪もキチガイ、いや違った、精神疾患者は疾患者でない人たち(つまり一般人)と同じに取り扱ってほしい。

それじゃないと、真の平等とは言えないでしょう。

都合のいい時だけ、精神疾患者じゃー。

さて、以前のブログで(#717:警報39条)で書いたことをまた載せます。

2016年7月31日のブログです。

先日神奈川で起きた障害者施設における大量殺人事件。

19人が殺され、ほか多数の方が重軽傷を負いました。
このように大多数の死者が出る事件は日本以外でおきるものと思っていました。
一番いたわらなければいけない無抵抗の障害者の人達を、惨殺できる人(?)の頭の中どうなっているんでしょ。

私はテレビが大好きで、その中でも“Law and Order”という、ディテクティヴと検察官のやり取りが大変現実的な番組が好きです。
この中で時々ストーリーにあがる事件が、今回の植松聖被告が起こしたような事件です。
アメリカはご存知(?)のようにいろいろな精神異常者がたくさんいる国です。
そして表向き福祉が発達した国なので、障害のある人たちはいろいろの面で保護されています。
このことは今回のような精神異常者が起こした事件の加害者にも当てはまります。
Law and Orderでも精神異常者、ドラッグ常用者が殺人を犯しながら、法律によって守られているため、無罪になったり、精神病院での治療だけで許されるケースが度々起こります。
植松被告のように措置入院されたけど、その後監視下にも置かれず退院した異常者が再び重い犯罪を起こすこともあります。

私が感じるにアメリカも日本も現実離れした法律(憲法9条みたいですが)によって国民の安全が脅かされているのです。

植松被告も精神異常プラス大麻常用者ということで、刑法39条が当てはまり、無罪または精神病院送り(送った後どうなるかわかりませんが)になる可能性が大きいと思います。
罪を罰するという考えでいけば、異常者であるかないかは関係ないと思います。
どんな人間が起こしても罪は罪なのです。

アメリカでは若者の重犯罪が増えているため、以前は年齢制限のため、守られていた若者(16歳ー19歳:州によって違う)が、14歳で大人として罰せられるケースも出てきています。

ますます複雑怪奇危険になっている社会、刑法39条に守られて、精神異常者が起こす犯罪がますます増える前に、この刑法39条というものを考え直さなければいけないと思います。

刑法39条(ウイキペディアから)抜粋

行為者に責任能力がない場合には、行為者が違法行為をしたことについて非難することが出来ず、責任が認められないがゆえに犯罪は成立しない。ゆえに本条1項が、「心神喪失者の行為は、罰しない」と定めることによって、責任能力が欠ける責任無能力者についての行為に犯罪が成立しないことを明らかにし、同2項が「心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する」と定めることにより、責任能力があるものの、その能力が著しく低い場合には、それに応じた刑の軽減が必要的にされるべき旨を明らかにする。

以上です。

ハブグレジュンタのマミー


#1327: 少子化問題ではありません。

2019-12-16 20:21:57 | アメリカ便り

昨日朝7時半に、‟午後から雪です”と言う我が町を、キキちゃん、息子、主人、そして私の3人と1匹は出ました。
アメリカ大陸ほぼ3分の1を横断し、14時間かかって無事誰もいなくなった主人の両親の家に着きました。
途中ガススタンドでキキちゃんに逃げられると言った心臓が止まるぐらい焦った事件も発生しましたが。
家に入り改めて、この家に義理の両親が帰って来ることはもうないのだな~と何とも言えない寂しさ悲しさを覚えました。
私の母の時もホスピス入院中2日間だけ家に帰ってきた後、病院に送った時、同じ感情が頭の中を走りました。
去年のクリスマスには義理の両親がまだ家にいて、私は‟軍隊を食べさせるぐらいの量”(この表現はよく言われます)の天ぷらを作り、残った分は冷凍庫に入れて帰っていったのでした。
いつものありきたりの生活が一つ抜け二つ抜けと、知らず知らずに年を取っていくんです。
施設に入った義母はいつもの文句たらたらですが、もう家に帰る体調ではないというのを自覚したせいか、‟あっぱれな態度で施設で死に際を咲かせてやろう”と言う覚悟が見られました。
その点義父はダメですね。
未だに‟家に帰りたい、こんなところにはいたくない”と言う態度が見え見え。
まるっきり潔くはないものでした。
義理の妹たちも”絶対に家には帰っては来られない”と主張しているので、義父は潔くあきらめたほうが良いでしょう。
今日は施設に訪問に行く前に庭の枯れ葉集め。
家の周りは長いニードルの松に囲まれているため、ひどい量の松の針葉っぱ。
大人3人で4時間かかって終わりませんでした。
雪が2インチも降ったという我が町と比べ、ここは今日は70’F。
汗だくで頑張りました。

明日も続きをやって、午後からは義母を床屋さんに連れて行ってそのあとお買い物に行きたいそうです。
年を取るということは悲しいことです。
自分の姿を見ても周りの人間を見ても。
いくら後悔のない大満足と思っている人生を送っても、やはり終わりが見えてくるというのは辛いことです。

この家ももう売りに出されます。

家の裏のゴルフコース

どうしたら良いものかわからないソワソワのキキちゃん


#1326:少子化問題

2019-12-14 09:32:42 | アメリカ便り

昨日はひさしぶりにパンを作ったので、隣のキャシーのところに持っていきました。
料理なんてほぼしない、何食べて生きているんだろうかと思わせるキャシーには食べ物が一番。
先週は天ぷら(キャシーが一番好きな食べ物)に招待し、残り物を全部持たせたら、5日間それを食べて、昨日食べ終わった時には悲しく泣きそうになった、とアメリカ的大げさな意見を言われた。
でもこれは大げさではなく、キャシーをよく知っている私には本心だったと思う。
それぐらいキャシーは料理が嫌いである。
子供たち(男の子二人、大学2年と高校3年)が4,5歳の時からソーダ、ビーフジャッキーとか、❝子供には食べさせてはいけない食べ物トップ10に入っている食べ物ばかり❞を平気で食べさせていたのにびっくりしたもんです。
話は横道にそれましたが、パンを持っていった時、ジュンちゃんキキちゃんも引綱なしで連れて行ったのですが、ジュンちゃんはいい子なので問題ないのですが、キキが~。  
キャシーが裏庭に捨てるベーコングリースの山を見つけ、それを食べたのです。
どおりでいくら呼んでも来なかった。
胸はベーコングリースで汚れて、吐く息もベーコン。
家に戻ってしばらくすると、あの、いやな声(?)❝オエッ、オエッ❞。
テレビの部屋を見てみると、グリースを含んだ液体がカーペットにばらまかされていた。
それも強烈なベーコンのにおいを伴って。
どうしてカーペットの上じゃないとダメなの、30センチほど行けばハードフロアーでしょ!!
犬も子供も❝やって欲しくないな~❞、と思ったことは期待に外れず、絶対やってくれます。
結果は夜の6時からカーペットクリーナー(スプレーでちょこちょこっとではなく本格的な奴)を持ち出して一部屋きれいにしました。
でもベーコングリースは普通のカーペット洗剤ではまるっきり落ちないので、皿洗い洗剤とブラシで洗いました。
ちょっとキキは自我が強いだけではなくADHもあるのではないかしらと思い始めました。

そんなキキを連れて(ジュンちゃんは息子のガールフレンドが見てくれます)、明日16時間運転で主人の両親のいるノースキャロライナへ出発。

息子と主人と私と自我の強いADH、吠えまくりキキとのロードトリップ、考えるだけでも気が狂いそう。
帰りは主人だけが両親の乗っていた車を娘のところに届けるため10時間運転し、クリーブランドへ、そしてそこからさらに9時間運転して家に帰ってきます。
私と息子とキキはノースキャロライナからまっすぐまた16時間運転して帰ってきます。

小言の多いお母さんと狭い車の中で、二人だけになる息子はきっと今からおびえていることでしょう。
運転に差し障ったら困るので、小言は言わないようにしなくては。

と言うことで、明日から1週間家を留守にします。

ちなみに今回初めて、犬をこのような長いロードトリップに連れて行きます。  
それで、ドッグフレンドリーのホテルを探したけど、クリーブランドの娘の近くで、10軒ほど探したなかで2軒しかそんなホテルがない。
それも犬一匹に人間様より高いホテル代と要求してる。
大人3人一部屋が130ドルぐらいなのに、キキ一匹で150ドルから250ドル加算。
アメリカは犬先進国ではない。
日本のホテルのほうがよっぽどいい。

私の少子化問題は次回になります。
最初はこれで行こうと思ったけど、余談が本談となってしまった。

PS  忘れてました。子供が生まれる前にゲーブルと言う牧童犬100%ハイパー度100%の犬をノースキャロライナに連れて行ったことがありました。
海の中で、塩水を腹いっぱい飲んだ、ゲーブルは義両親の新築の家の中で、それもカーペットの上で、下痢、下痢下痢。
大変な思いをしたことがあったっけ。

ハブグレジュンタのマミー


#1325: 国家あっての国民Vs.市民(国民)あっての国家 続

2019-12-12 10:31:56 | アメリカ便り

おはようございます。
外に設置した鳥の水飲み場もしっかり凍っている昨今の寒さです。

昨晩夕食後に私たちの銀行から電話があり、銀行口座がハッキングされ2400ドルが引き出されたと告げられました。
こういった事態(日常生活から離れた事態)には非常に弱い主人、電話の後の態度も顔つきも変わりました。
もう35年一緒なので、こういう時には❝触らぬ神にたたりなし❞で、ほっといています。
でも他の女友達ともお互いの主人のことで話しますが、いずれも似たようなもの。
非常事態に対処できる能力って女の方が高いのでは、と思わせる主人にあきらめを感じています。

昨日の続きです。

❝反安倍体制❞と言う結論から始まる左翼、反日、野党、そして多くのメディア。
仮説を立てその真偽を実験によって導くという、私が長年従事したサイエンスからは真逆の工程を取っているのが反安倍支持団体である。
最初から結論を出したら、どうしてもその結論が正しいという証明を導ける実験をひねり出す、つまり捏造と言う邪道に走ってしまうものです。
それを論議の世界でやっているのが左翼、反日、野党、そして多くのメディアであると思う。
だから、桜やモリカケと言った、証明もへったくれもないことが起きるのである。

あ、すいませんあんたたちの証明ありました、❝銀座久兵衛みたいな寿司”が。

自分たちで仮説を立て(国会における憲法改正賛否の議論、習近平の国賓招待問題など)、論議をするという正当な筋道を通すことができない、と言うかできる能力がないのが昨今(今に始まったことではないが)の反安倍体制派なのである。
サイエンスでは仮説証明のための実験を考えつくという工程が一番の難関であると思うし、それを導き出すためにはいろいろの論文を読んで試行錯誤が必要である。
私が思うに、反安倍体制派はサイエンスにおける❝実験を考えつく”という工程に匹敵する‟議論”と言う重要な工程を考える能力にまったく欠けていると思う。

おまけに昨日書いた、反日、左翼、野党、マスメディアの、❝市民あっての国家だ❞も空々しい。
青木何とかやその他のあほたちが唱えている、‟戦争が起きたら降伏します、死んだほうがましだ”論。
このあほたちが言っていることはすなわち、国家滅亡を唱えているのに過ぎない。
‟市民あっての国家”、の市民(国民)が、虐殺や臓器売買で殺されるのだから。
あんた達は好きで選んだ道だろうけど、子供たちは孫たちはどうなんですか。

考えたほうがいいんじゃない。

ハブグレジュンタのマミー