横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

ログハウス

2009年09月22日 21時47分37秒 | 
車を走らせていたら、

あら?ログハウスだ、写真撮らせてもらいたいな~



“こんにちわ! 素敵な家ですね。写真撮らせてもらってもいいですか?”

“いいですよ、自由にお撮り下さい。中も見ます?”
“嬉しい~是非!”

黒髪の、輝く黒い瞳が印象的な素敵な女性が案内して下さった。

ドアーを開けるとカランカランとカウベルの音色が。
中に入ると、ぷ~んと木の匂いがする。
シンプルな優しいインテリア。
ねこが気持ち良さそうにのびをしている。
一階は台所、居間、洗面所、お風呂。
冬は薪ストーブが焚かれる。
ぐるっと階段を登ると、部屋がふたつ。
作りつけのベットにテーブル、ロフトがある。
ベランダに出ると広~い草原が迎えてくれた。
白い犬が見上げてる。

いいな~
とっても落ち着く。

初めてお会いしたのに、沢山のおしゃべり。
このログハウスをこの素敵な女性が、5年をかけ、一人で作り上げたなんて、到底信じられない。
でも本当なの。

丸太の皮を剥ぎ、
土台を作り、
丸太を組み上げ、
壁を塗り、
ドアーはもちろんの事、ベット、テーブル、窓付け、
何から何まで一人でやったんだって。

ひぇ~!だね。

“またいらして下さい、ゆっくりおしゃべりしましょ”

“ありがとう、絶対寄らせてもらいます。さようなら~”

いつのまにか空が茜色に染まっていた。

またひとつの出会い。

人っていいな~
言葉が人の出会いをつくる。