ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

地位向上

2011-06-11 | 雑念
相変わらず自分の時間を作るために残業をしない。

そもそも観光や地域活性、青少年育成などの仕事をしたいなら「時間の概念」なんてない。あってないようなものだ。

その業界の人でも「定時」とか「残業」とか「週休二日」などの考え方自体が皆無に等しい。

しかしここからが私の考え方。

「一流企業としての野外業界」を目指すなら、「安定した収入」と「若者が目指したい職務体制」が必要だと思う。
かつての社会教育のキャンプの指導者はボランティアで、圧倒的なカリスマで青少年を指導して軍隊的だった。

しかし今は青少年の抱える問題だけが深刻化して、教育手法が多様化している。

職業としての野外屋さんが社会教育として必要なのだ。

だからこそGoogleやピクサー、Appleのように「遊び心」と「クリエイティブ」の塊の様な企業にならなければ、いつまでもボランティアの延長だ!

労働時間を定めて、オーバーするなら仕事量を役割分担で分割し、ダラダラ夜中まで事前準備をする様な仕事の仕方をしてはいけない。

そして大学生などのボランティアスタッフに「残業して当たり前」の社風を見せてはいけない。

あの漫画「こち亀」の作者の事務所は17:00には机の上を何もない様にして仕事場から帰宅するとのこと。

漫画家のイメージと概念を覆して、長年人気漫画でい続けているのだ。

野外業界も概念を覆していこうじゃないですか?地位向上していこうじゃないですか?

残業手当も払わず、残業当たり前を社員に強いる企業は滅びていく事を信じたい。

限られた時間の中で効果を上げていける仕組みづくりを組織として考えていきたいものだ!

因みに私自身個人で頑張っていた時代の事を今は冷ややかに見ている。自己満足だった自分を。

社会教育として仕事をするには個人だと「スポット」の仕事の連続性から抜け出せない。挙げ句の果てに仕事をもらうために「媚びる」。本人がいくら媚びてないと訴えても、媚びるのである。

「チカラが足りなすぎる」

淀んだ社会の常識が純粋な個人の動きを鈍らせるのだ。

個人の時代とは言いながらはき違えている若者たちの無力さと同じ様に、個人では太刀打ちできない時代だ。

今は個人を尊重した仲間で組織するミッションのある集団のみが、社会の問題を解決する集団になりえるのだと考えている。