昨日は中学2年13名
遠く大阪への遠征
前日の夜に車で近くまで行き車中泊をした。
初めて仕事で車中泊
現地集合08:00がどうしても辛く
3時間の道のりを前乗りでカバーした。
それは全く仕事に影響しない。
当たり前のホテル前乗りとくつろぎは変わらない。
好きな時間にコーヒーを飲んで
好きな時間にコンビニへ行って
温めるだけの高級ビーフシチューを平らげる。
次の日も06:00に起きても苦にならず
ゆっくり朝食を食べて
30分前に現地入り
のんびりまたコーヒーを飲める。
そして3クラス9グループのほぼエレメントなし
メンバーもいつもの嬉野メンバーとは半分くらいは顔ぶれが違う。
統括する人に言わせると精鋭部隊らしい。
そのメンバーに選ばれたのならば嬉しい限り
しかも去年も同じ場所同じ学校ほぼ同じメンバーのリピートプロジェクトである。
じわじわ思い出す去年のこと
ブログはこちら
(初めましてのお仕事へ早朝5/18
輝く仲間たちとのひととき5/19)
ご機嫌だった去年は3人で話し合ってコラボしたのが面白かったのだ。
3者3様が心地よく愉快に活動できたのだろう。
打ち上げBBQにも参加するという。
今年は違うメンバーと3人で1クラス
班は13人くらいを担当してあるが
朝の打ち合わせでどの様に進めるかを決められる。
僕はまたクラスの様子を見ながら
3人のコラボができると思って期待していた。
でもひとりが「班に別れましょう」と断言した。
あとの2人はコラボを期待していたのでキョトンだったが、頑なに決まっていたのだろうと思う。
僕はそれでも何も困らない。
いつもの13人のメンバーに対し
そのCゾーンをつくる
それもまた1つの選択肢
切り替えた僕は13人のメンバーにしか試せないニューアクティビティにチャレンジ
「シークレットコード」
と呼ばれるその課題解決型アクティビティは
スポットマーカーを4×7の場所として置く。
かつていうなら「龍神の池(風雲たけし城より)」
映画でいうならインディージョーンズ最後の聖戦の第2の試練「神の言葉」
その1つでも間違えたルートを通ると池に落ちるか奈落の底
実際にはそんなことはできないので
間違ったら「ププッ」と伝えてその人だけ後ろに回る。
1人ずつしか試せないので
みんながアドバイスをして声を上げる。
そのアクティビティ
何を隠そう僕がやったことがないのである。
そんな面白いか面白くないかギャンブルをする事は滅多にしないのだが、
尊敬するファシリテーターから教えてもらい
その効果やルール設定を吟味した結果
試すことに。
新人さんならばこのままやるだろう。
そこがクリエイター
目の前にあった公園の遊具が目にとまる。
PAエレメントでもなんでもない遊具
見るからに楽しそう。
脳の中でスパークした。
このシークレットコードの要素は間違えを楽しみ、教え合い声を出すこと。そして全員が他の人たちに注目し全員でゴールするということ。
この滑り台やターザンロープでできますやん!
多分、全国探してもシークレットコードというアクティビティを遊具の1つ1つに変換したファシリテーターはいないだろう。
そう考えたら震えてきた。
たとえ遠くの誰かが同じ様なことを考えてやっていたとしたら、固く握手して笑い合える様な気がする。
そして遊具を確認する。
そして説明の仕方をシンプルにするために構成を考えた。
そして最後に1番重要な順番とラストの遊具選び
説明の構成はこうだ!
1.
全員でクリアを目指すものである
2.
「11個の遊具がある」と伝えて1つ1つ名前と場所をめぐる。
3.
全部の遊具をある順番通りに進むとクリア。ある順番はファシリテーターしかわからない。
4.
間違えたら後ろに回る。
5.
チャレンジャーは必ず1人
以上
想像はしていたが遊具自体が面白く
間違えまくる姿もまた面白い。
メンバーも真剣になり
声も掛け合い
シンプルに運動能力の低いメンバーを補助する姿も出てくる。
そしてゴール
そう!
ラストの遊具選び
ターザンロープが楽しそうだしラストに選びやすいが、違う。
小さく円になってゴールできるように想定をした。
ロープに直径50cmくらいの玉がぶら下がる遊具をラストに
そして単純にその"遊具に座る"をゴールにしない。
さぁみなさんは僕のことをある程度理解してらっしゃるから10種の遊具を間違えながら走り回ってキャーキャー言いながら辿り着いたメンバーが最後の謎に挑んでいる姿を想像して、僕がどんな遊具の使い方をすればクリアに設定したのかご想像下さい。
数業後に答えを書きます。
メンバーは苦しみ試す。
キック
ブブーッ(間違え)
立って乗る
ブブーッ
座って乗る
ブブーッ
(メンバーが本当に試したものです。)
ロープをよじ登る
ブブーッ
神社の鈴を鳴らすようにロープを振る
ブブーッ
引率の先生も寄ってたかって「何やろな?」と考えている。
ある大人しいメンバーが口で「抱きしめる?」と呟いた。
全員から
ちゃうちゃうちゃうちゃう…
と総ツッコミ
彼は積極的な感じではなかったから、そのまま周りに流されるかと思ったが
おもむろに大きなボールを持ち上げ
そして抱きしめた
…「クリア!」
嬉しそうな彼の表情
周りのメンバーの驚き
そう。
僕は本当にメモ用紙に、彼らがフィールドに集まる前から、「ボールを抱きしめる」と記入していた。
それは今回の活動のねらいのメタファーになっていたのだ。
相手のことを知る
新しい自分のことを知る
受け止めて、抱きしめる
その謎が解けた後は彼らは怒涛のように全員クリアを目指した。
この僕の新しいアクティビティ試行チャレンジは見る人が見たら響き聞きにきてくれる。
「あれ、どーやったの?」
遊びを教え合う仕事
サイコー
遠く大阪への遠征
前日の夜に車で近くまで行き車中泊をした。
初めて仕事で車中泊
現地集合08:00がどうしても辛く
3時間の道のりを前乗りでカバーした。
それは全く仕事に影響しない。
当たり前のホテル前乗りとくつろぎは変わらない。
好きな時間にコーヒーを飲んで
好きな時間にコンビニへ行って
温めるだけの高級ビーフシチューを平らげる。
次の日も06:00に起きても苦にならず
ゆっくり朝食を食べて
30分前に現地入り
のんびりまたコーヒーを飲める。
そして3クラス9グループのほぼエレメントなし
メンバーもいつもの嬉野メンバーとは半分くらいは顔ぶれが違う。
統括する人に言わせると精鋭部隊らしい。
そのメンバーに選ばれたのならば嬉しい限り
しかも去年も同じ場所同じ学校ほぼ同じメンバーのリピートプロジェクトである。
じわじわ思い出す去年のこと
ブログはこちら
(初めましてのお仕事へ早朝5/18
輝く仲間たちとのひととき5/19)
ご機嫌だった去年は3人で話し合ってコラボしたのが面白かったのだ。
3者3様が心地よく愉快に活動できたのだろう。
打ち上げBBQにも参加するという。
今年は違うメンバーと3人で1クラス
班は13人くらいを担当してあるが
朝の打ち合わせでどの様に進めるかを決められる。
僕はまたクラスの様子を見ながら
3人のコラボができると思って期待していた。
でもひとりが「班に別れましょう」と断言した。
あとの2人はコラボを期待していたのでキョトンだったが、頑なに決まっていたのだろうと思う。
僕はそれでも何も困らない。
いつもの13人のメンバーに対し
そのCゾーンをつくる
それもまた1つの選択肢
切り替えた僕は13人のメンバーにしか試せないニューアクティビティにチャレンジ
「シークレットコード」
と呼ばれるその課題解決型アクティビティは
スポットマーカーを4×7の場所として置く。
かつていうなら「龍神の池(風雲たけし城より)」
映画でいうならインディージョーンズ最後の聖戦の第2の試練「神の言葉」
その1つでも間違えたルートを通ると池に落ちるか奈落の底
実際にはそんなことはできないので
間違ったら「ププッ」と伝えてその人だけ後ろに回る。
1人ずつしか試せないので
みんながアドバイスをして声を上げる。
そのアクティビティ
何を隠そう僕がやったことがないのである。
そんな面白いか面白くないかギャンブルをする事は滅多にしないのだが、
尊敬するファシリテーターから教えてもらい
その効果やルール設定を吟味した結果
試すことに。
新人さんならばこのままやるだろう。
そこがクリエイター
目の前にあった公園の遊具が目にとまる。
PAエレメントでもなんでもない遊具
見るからに楽しそう。
脳の中でスパークした。
このシークレットコードの要素は間違えを楽しみ、教え合い声を出すこと。そして全員が他の人たちに注目し全員でゴールするということ。
この滑り台やターザンロープでできますやん!
多分、全国探してもシークレットコードというアクティビティを遊具の1つ1つに変換したファシリテーターはいないだろう。
そう考えたら震えてきた。
たとえ遠くの誰かが同じ様なことを考えてやっていたとしたら、固く握手して笑い合える様な気がする。
そして遊具を確認する。
そして説明の仕方をシンプルにするために構成を考えた。
そして最後に1番重要な順番とラストの遊具選び
説明の構成はこうだ!
1.
全員でクリアを目指すものである
2.
「11個の遊具がある」と伝えて1つ1つ名前と場所をめぐる。
3.
全部の遊具をある順番通りに進むとクリア。ある順番はファシリテーターしかわからない。
4.
間違えたら後ろに回る。
5.
チャレンジャーは必ず1人
以上
想像はしていたが遊具自体が面白く
間違えまくる姿もまた面白い。
メンバーも真剣になり
声も掛け合い
シンプルに運動能力の低いメンバーを補助する姿も出てくる。
そしてゴール
そう!
ラストの遊具選び
ターザンロープが楽しそうだしラストに選びやすいが、違う。
小さく円になってゴールできるように想定をした。
ロープに直径50cmくらいの玉がぶら下がる遊具をラストに
そして単純にその"遊具に座る"をゴールにしない。
さぁみなさんは僕のことをある程度理解してらっしゃるから10種の遊具を間違えながら走り回ってキャーキャー言いながら辿り着いたメンバーが最後の謎に挑んでいる姿を想像して、僕がどんな遊具の使い方をすればクリアに設定したのかご想像下さい。
数業後に答えを書きます。
メンバーは苦しみ試す。
キック
ブブーッ(間違え)
立って乗る
ブブーッ
座って乗る
ブブーッ
(メンバーが本当に試したものです。)
ロープをよじ登る
ブブーッ
神社の鈴を鳴らすようにロープを振る
ブブーッ
引率の先生も寄ってたかって「何やろな?」と考えている。
ある大人しいメンバーが口で「抱きしめる?」と呟いた。
全員から
ちゃうちゃうちゃうちゃう…
と総ツッコミ
彼は積極的な感じではなかったから、そのまま周りに流されるかと思ったが
おもむろに大きなボールを持ち上げ
そして抱きしめた
…「クリア!」
嬉しそうな彼の表情
周りのメンバーの驚き
そう。
僕は本当にメモ用紙に、彼らがフィールドに集まる前から、「ボールを抱きしめる」と記入していた。
それは今回の活動のねらいのメタファーになっていたのだ。
相手のことを知る
新しい自分のことを知る
受け止めて、抱きしめる
その謎が解けた後は彼らは怒涛のように全員クリアを目指した。
この僕の新しいアクティビティ試行チャレンジは見る人が見たら響き聞きにきてくれる。
「あれ、どーやったの?」
遊びを教え合う仕事
サイコー