山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ポテチ職人への道

2022年08月24日 | 日記とレシピ

 T氏が、掘りたてのジャガイモを届けてくれたとき、真っ先に作ったのがポテトチップス。他にも美味しい食べ方が沢山あることは分かっているんだけど、直感的にポテチに走ったのは、『美味しい』に加えて『簡単』というイメージがあったから。

 で、実際に簡単にできたし、美味しくて、あっという間に売り切れたからいいんだけど、課題が幾つか残ったのだ。その辺を確かめるために、再度チャレンジしてみることにしました。モニターは、家族の皆さんです。どうぞ、よろしく!

 ということで、今回のレシピは、

  ≪気合いを入れたポテトチップス≫

であります。前回から変えてみた点を中心に記録していきます。

 下ごしらえの部

 ・『トウヤ(煮崩れしない)』を使いました。

 ・皮を剥いてスライサーにかけます

    今回用意した主な道具(ピーラーとスライサーと・・・)

 ・普通に皮を剥いて、普通にスライサーにかけていきました

       こんな感じ

 ただし、この辺まで来ると、スライサーが指に迫ってきて怖くなってくるんです。そこで、

       こんなものを用意しました

 金櫛を2本セットに束ねました。何をしたいかというと、

       以前、ホタテの薄切りで使った技です

 ・これで、残ったジャガイモを挟んで、包丁を滑らせると

       おおっ、ほぼ思惑通り!

 ・次々と切っていきます

 ※スライサーよりは厚いけど、手作業よりは薄く切れる印象

 ※手を切る心配がないからありがたい

 ・水にさらして、軽く洗うとデンプンが出て濁ります

 ・水を入れ替えて10分ほどさらしたら、水気をしっかり拭き取ります

 ※AJINOMOTOだったかのレシピに書いてあったので真似てみました

 ※今回は、『うすしお』をベースにして上記の二つをトッピングしてみますね

  調理の部

 ・今回も揚げ始めは、150℃

 ※浮いてきて、泡立ちが収まってきたら裏返し

 ・今回は、泡が出なくなるまで待ちました。= 水分がなくなるまで

 ※弱火で揚げ続ければ、焦げることは、ありません

       まだです

 ・音がしなくなって、箸で沈めても泡が出なくなったらOKです

 ・キッチンペーパーで油を切って

 ・冷める前に、袋に入れて塩ひとつまみ。青海苔適量。バフバフ!

       出来たぜ!

 ※この数に対して、塩は、ほんの僅かです。(2本指で一つまみ)

 カレー粉味は、失敗しました。振り掛けるのが難しい!!!

 茶漉しかなんかを使うべきかな?次回への課題ですね(ふふふ、また楽しめる)。

 最後に、手作業で切った方です。

 ・揚げ方の温度もタイミングも同じです

 ※ただ、スライサーより厚いので時間がかかりました

       出来上がり(袋に残った海苔が付いたけどプレーンです)

       これで、ジャガイモ1個分です

 お昼に作って、夕方前にはなくなっていました。今回のカレー風味は、ほぼ、ただのうす塩になってしまったけれど、これはこれで美味しいので良しとしましょう。

 包丁で切った薄切りは、

「堅揚げポテトだね。」

という評判で、一番最初になくなってしまいました。厚みがあるからなのか、トウヤだからなのかは分かりません。けど、この2つの条件が揃っていれば『堅揚げ』になるということは分かりました。

 こうして、作った料理が喜ばれたり、楽しみにされたりすると、士気が高まりますね。課題も残っていることだし、また作りましょ!

 T氏、ありがとうね。