思いのほか季節が進んでいたS川。
ウドが最盛期を迎えつつあるのは喜ばしいし、タケノコ(ネマガリタケ)シーズンの始まりを実感できたことも朗報だ。
しかし、コシアブラとタラノメがねえ・・・。
これほど成長しているとは思わなかった。
巨大なタラノメと
長~く伸びてしまったコシアブラ
普通この地では、タケノコシーズンと一緒なんだよ。それが、こんなにずれてしまったのは初めて。
幸い、どちらも日保ちのする山菜なので、どう調理するかは、もう少し考えてみることにしよう。
その前にウドを調理してしまいます。
と言っても、前回作って大好評だった『ドンコロ煮』が、あっと言う間に売り切れてしまったので、追加受注です。
戴いてきたウドの半分あれば
かなりの量になるので
暫くは楽しむことができるでしょう
さて、伸びてしまったタラノメとコシアブラだけど、コシアブラについては、いい料理法があったことを思い出した。
それは、コシアブラのナムル。
こういう、長く伸びてしまった時にこそ美味しく戴ける料理なので、作ってしまいましょう。
簡単です。
特に長いものを選びました。
ハカマを外して根元の木質部を取るのは、タラノメと同じ
沸騰したお湯で1分ほど湯がいて
冷水にさらして冷ましたら
普通のおひたしみたいに水気を切って切り分けて
味付けします
※ごま油、酢、醬油、砂糖各小さじ1に、塩と顆粒出汁をちょっとだけ加えたら、炒り胡麻を適量
和えて、粉物が全部溶けたら出来上がり
早速、夕食のお供にして戴きました
これが、極めて上品な味なんですよ。
天ぷらのようにソフトな味わいではなく、どことなくセリを思わせるような澄ました味わいなんです。
はっきり言って、天ぷらとは全く別物の楽しみです。
うん。やっぱり旨い!
さて、残りは何とか天ぷらにして戴きたいな。
だって、今年のコシアブラは、これで最後かもしれないんだもの。
考えようでは、せっかく間に合った山の神様からの恵みだ。
残りも美味しく戴かなくては。