山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

近所の山菜も美味しいよ!

2023年04月09日 | 山菜採り

 本日は夜勤。つまり、午前中いっぱいは自由に使える。

 このところ、春の訪れに伴って、海に山にと大いに楽しませてもらう日々が続いている。そんで、本日も好天のようだ。だったら、出かけるべきでしょう。ただし、峠を越えた遠征はアウト。ダメージが大きすぎる。午後からの勤務に支障のない近所の山に出かけてみることにした。

 

        スッキリと広がる青空

       ただし、日陰には霜

       タラノメが色を付け始めています

       川の水は澄み切っている

       ああ

       爽やかで

       冴え渡る光と空気

 

       おや?特徴のある植物が芽を出していますね

       いくらでも生えている感じ

 ヤブ(?)カンゾウだと思います。

 食べられることは知っているんだけど、持ち帰ったことはありません。でも、なんだか、

「連れて帰ってよ!」

と言われているような気がしてきました。

 せっかく、こんなに群生しているんだから、少し連れて帰ろうかな。

 小さなビニール袋を取り出して、おひたし一鉢分ぐらい戴きました。

 山のいい空気を吸うことで、すでに満足しているんですけど、おまけがついた格好です。

 人里まで戻ると、

       サクラの仲間かな?  

 山形にも、すっかり春が訪れたようです。

 帰宅して、軽く汚れを洗い落として湯がいたら、簡単におひたしが完成しました。

       葉っぱの隙間の汚れを落とせば簡単です

       酢味噌をかけて戴きました

 しゃきっとして、ちょっとぬめりを伴った食感は、ウルイやアサツキに似ているかも。味と香りに強い主張はないけれど、爽やかな春の喜びを楽しむことができました。

 妻が、夜勤のお弁当に加えてくれました。マヨネーズ和えです。

「早速、弁当に入れてくれたんだね。」

「多分、マヨネーズも合うと思って。」

「うん、合う。美味しかった。」

初めて戴いた山の幸だけど、なかなかいいものだね。

 これは、地元の自然界にも、美味しいものがあったのに、採らずに見過ごしてきたということだ。

 先日来、食べられない(食べられることが知られていない?または、食べ方が分からない?)山菜の話題が続いているんだけど、マタギにとっても、手つかずの山菜は、まだまだあるんです。

 せっかくの好天続きだから、山菜のレパートリーを増やしてみようかな。

 山の神様、また、よろしくお願いいたします。



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