義理と人情を秤にかけりゃ、義理が重たいマタギの世界・・・
『スポーツの日』を含めた3連休は、珍しく本当に仕事が3連休になった。
そうは言っても、少人数で勤務を調整しながら、なんとかやりくりをしている職場。
たまたまそうなったのではなくて、このような勤務に不公平感があってはいけないので、そうなるように調整してきたのだ。
なぜそんなことをしたかというと、この3日間に、これまでに多大なる恩義や義理を賜ってきた陸上競技会が凝縮して集まってしまったから。
これまで散々助けてもらってきたのに・・・
これまで長年苦楽を共にしてきたのに・・・
これまで子供たちの成長を支えてもらってきたのに・・・
どの義理も、海より深く、山より高いのだから、こんな人手不足の時にこそ、恩返しすべきだろう。
少なくとも、キノコ採りよりは、優先順位が上だ。
万が一、ここでキノコ採りになど出掛けようものなら、天罰が下ろうってもんだ。
で、何とか休みを取ったので、ボランティアにも専念できすることができた。
正直に言って、3日連続は、心身共にくたびれたのだが、得るものも多かったと思う。
年齢順に行くと、
小学生のちびっこの大会
指導者の教えを吸収して、『もっと早くなりたい』という気持ちが、まっすぐに伝わってきました。
大会新記録がこんなに出るなんて驚き。
ちびっこの大会だから、みんながそのまま大きくなるまで成長を続けるとは限らないんだけど、指導の底上げが各地に広がっていることを実感できました(これ、超大事)。
中学生の大会
カッコいいでしょ
姿勢がいいからなんです(この子たちは地区代表ですからね)。
これも、指導の賜物だと思います。
勝負が優先になると自分を見失ってしまうし、他人を優先し過ぎても自分の才能が見えなくなってしまう時期です。
まだ新人です。どうやって自分の強みに気付き、伸ばしていくか。本人と周りの人間との共同作業が大事になる時期に入りますね。
そして、昨日は、マスターズの大会。
40台の選手たちは、さすがですね
えっ?あなたたち、マタギと同世代?
そして、
後期高齢者たちです
OH! アンビリーバブル!!
俺より速いじゃん。
・・・
この大会では、大会新記録、県新記録が続出していました。
選手の皆さんがこの日まで、しっかり鍛えてこられたことが一番でしょう。
でも、それに加えて、素晴らしい環境に恵まれたことも大きかったんじゃないかな。
気温や風などの気象条件が、非常に心地よかった。
そして、感心したのが、競技者同士の励ましあい、称えあい。
トラック競技なら、ともに競い合う競技者が紹介される度に拍手を贈る。
フィールド競技でも、試技の前後に声を掛け合い、拍手を贈りあう姿が、随所に見られた。
「これっていいと思わない?」
補助員の高校生に、聴いてみると、
「はい。すごくいいと思います。」
と返事が返ってきた。
やっぱり、誰でもそう感じるよね。
特に、目前の競技で緊張している選手にとっては、殊更に嬉しい交流だったんじゃないかな。
見ている者にとっても和やかで心地よい一日になりました。
マタギは、審判をしていただけで、特に激しい運動をしたわけではないんだけれど、3日目が終わったら、あちこちが筋肉痛になり、ヘロヘロでした。
でも、参加して良かったあ!
すごくたくさんの元気をもらえた3日間になったと思います。
選手の皆さん、ありがとう!
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