今回連れ帰ったキノコ。
色鮮やかなタマゴタケ
スープにしてみると、
スープまで美しく黄金色に染まりました
だけど、この料理だとタマゴタケの食感は楽しめるんだけど、味と香りは・・・。
「目を閉じて食べてみたんだけど、分かんなかった。」
妻の感想である。ごもっとも。本当に味も香りも分からなかったのだ。
図鑑やガイドブックを読むと、極めて美味しい上に、和・洋・中華いずれの料理にも合い、煮ても焼いても炒めても美味しいという評価。これって殆どパーフェクトじゃないの。それなのに、この結果。どう解釈する?
明らかなのは、色彩や姿を除けば、マイタケやマツタケのような強烈な主張はないこと。逆に考えられるのは、主張が少ないからどんな料理にも使えるということかな?
そういう奥ゆかしいキノコの旨さを引き出す料理、どうする?
ポクポクポクポク チ~ン
≪タマゴタケのホイル焼き≫
微妙な旨みを逃さずに味わうんだったら余計な手を加えずに焼く!更に、香りを逃がさないためにホイルで包む!!これで行ってみましょう!!!
下ごしらえの部
こちらは虫出しと下洗いで完了
調理の部
・ホイルで包みやすくするために、開いたものは柄と笠を分けます
・食べやすい大きさに切ります
この時点で、もうワクワクしてきました
・アルミホイルを大きめに切ってスタンバイ
・後で包み込むことを考えて、同じ向きに並べます
上の2つは横から、下のは縦方向から包む予定
・塩ひとつまみ(の半分もないかな)を回しかけて、バターをちょっとだけ乗せました
・汁がこぼれないように両はじを上向きになるように包んで
包もうとしているところです
・上面に出来た合わせ目を隙間が出来ないように折りたたみます
密封できました
・フライパンに並べて蓋をして、中火で3分、その後、弱火で6分加熱しました
※再加熱というわけには行かないと思うので、食事の開始時刻に合わせて焼きました
さあ、開けてみますよ!
わあ!いい香り!!
ここに、ちょっとだけ醤油とレモン汁とをかけて戴きました。
ああああ、旨い!
トロッとした食感はスープと同じです。蒸し焼きにしたタマゴタケから出てきたエキスが、コクのあるソースになって素材に絡んでいます。こういう味のキノコだったのね。いいじゃない!
多分、不十分であっただろう下ごしらえを、レモンの香りがカバーしてくれているような気がします。家族みんな、夢中になって食べてしまいました。おかげで、食卓の写真を撮るの忘れてしまいました。
ま、しょうがないワイ。でも、「美味しかった!」という記憶は残ったもんね。うまくいって良かったです。
あらためて、山の神様、そして、A氏、ありがとうね。
イグチダケとムラサキシメジ以外はわからないので採りません。ひょっとしたらおいしいキノコも毒と同じ扱いです・・・・勉強したいものです。それにしても博学ですねえ~尊敬してしまいます。お料理もお上手でこんな夫が私も欲しいです。
コメントありがとうございます。
一応、念のために言うと、やっぱり気をつけなければいけないと思います。
そっくりだけど毒キノコなんてのもありますから。
料理は、次に遊びに行くときに、家族から喜んで見送ってもらうために身につけた処世術でございます。ははは。