年貢の納め時って奴が、いよいよ迫ってきた感じ。
週間天気予報にも雪だるまさんが並んでしまった。
降雪期はそんなに長く続かないようだけど、その後もぐずついた天気が続いて師走に突入する気配。
降雪前の晴れ間に山遊びに行きたい!
キノコ仲間のA氏とM氏に声を掛けると、同じ心境のようで同行が即決した。
日の出時刻がいよいよ遅くなってきたので、集合出発は5時15分に設定。
ただ、この時期の5時台は、真っ暗闇なのだが、さすがに朝の活動時間帯に入っているようで、交通量が多い。
そしてもう一つ、この時期の山形盆地は、放射冷却による低温と川から立ち上る水蒸気で濃霧に包まれる。
運転する自分自身もそうなのだが、周りの車も、おっかなびっくりなのが分かる。
何と言っても、直前まで信号機が見えないんだから、スピードを出すわけにはいかない。たまに後ろから猛スピードで追い越しをかけてくる車もいるけど、どうか無事に目的地に着きますように。間違っても地獄には着かないでね。
さて、こちらは、予定通り日の出時刻前に目的地に到着。森に分け入ると、
食べ頃のナメコですね
我々の目は暗さに順応するから分からないが、カメラは正直にストロボを発光させる。森の中は、まだ暗いってことだ。
ちなみに、ストロボの発光を止めると、
こんな感じで
ブレブレになってしまうか
何を写したんですか?
こんな感じになってしまいます。
一番の原因は、暗さなんですけど、キノコの色が変わってくるということも一因だと思います。
同じムキタケでも、
こういう色から
黒ずんできます
ナメコも同様です(これが魅力的なんだわ)
さて、『見置き』のナメコその1は目論見通り。次はどうでしょう。
こちらの木も凄かった
夢中になってしまい、写真忘れました。
みんな熊鈴を身に付けているんだけど、この時ばかりは静かになります。仕方ないと言わずに、こういう場面用のクマ対策をとったほうがいいですね(携帯ラジオかな?)。
森にも日が射してきました。
キノコにも日が当たる
黄葉を楽しむのも最後かもしれないなあ
森の外に出ると、
落ち葉が凍っています
つまり、森の中では、木々が熱の放出を遮っていたってことでしょうね。
夏場に森に入ると涼しいのも同じことで、外からの熱風を遮っているのではないでしょうか。
ちょっと違うけど、これも大事な木の黄葉です
こうやって森に守られた生き物たちが、豊かな生物環を形成しているんですね。
マタギたちは、そのおこぼれを戴いています。
ああ、山の神様、今年もありがとうございました。
末永く、この豊かな恵みの世界の一員として暮らせることを切に願います。
どうか、よろしくお願いいたします。
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