河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

迷走中

2007年06月09日 | blog
そろそろデッサンから勉強し直して、イラストレータCSとして老後をキンタマーニで過ごそうと考えている。そのためにも年金問題をなんとかしてほしい。
練習用ギャラリーについて迷走していたが

ちょっと怪しい作品を
http://piiii.sblo.jp/

比較的きれいな作品を
http://nextlife.sblo.jp/

に置くことを昨日13時からの社内会議で決定した。

愛読書:機械の中の幽霊

2007年06月08日 | blog
「機械の中の幽霊」アーサー・ケストラー

ゴースト・イン・ザ・シェル

あらゆる生物、そして人間とその社会の現象は、上位のレベルから見れば「部分」であり、同時に下位のレベルに対しては「全体」であるという両面性をもっている。

カバーデザインが禍々しくも渦を巻いている
こうなったら、次はケルトのうずまき、鳴門のかまぼこの調査に行くしかあるまい。ブリティッシュ・エアウェイズの空席を調べよう。アイルランドへは船で渡るとするか。ついでにストーンヘンジでお昼寝よ。



6月はヒトマイマイに会える気がして

2007年06月06日 | blog
6月は青くけむって
何もかもにじませている
雨のステーション、ヒトマイマイに会える気がして
いくつ人影見送っただろう

霧深い街の通りをかすめ飛ぶツバメが好きよ
心しばるものを捨てて駆けてゆきたい
なつかしい腕の中、今すぐにでも

雨のステーション、ヒトマイマイに会える気がして
いくつ人影見送っただろう

松任谷由実「雨のステーション」
伊藤潤二「うずまき」ヒトマイマイより

続・奇跡のワンピース

2007年06月06日 | blog
「奇跡の1ピース」を読んでみた。筒井康隆の「時を駆ける少女」のような「ジュブナイル」という言葉を思い出してしまうような、ストレートかつ素朴でなつかしい味を出している。ひねくれた中高年が読むとちょっぴりくすぐったいような気もしたが。この小説もある意味、地球的アニミズムかなあ。最後が「TO BE CONTINUED」となってるので続編があるのか。しかし速水了って作者聞いたことないなあ。

ちなみに、わしは本を読むのがめっちゃ速い、昔から試験の前日、当日に「全教科書全部読み」というので生き延びてきた。だから、試験のある期間は自由時間が多くて遊べるから好きやった。ただし読んだ記憶は数時間しかもたないが・・・
たぶんページの紙面を画像としてビットマップで記憶してるのだと思う

ついでに筒井康隆は昔から絶対「SF」では無いと思う。というかSFなどという言葉は死語やが・・・

鼠の小説

2007年06月05日 | blog
村上春樹「風の歌を聴け」に「鼠」という登場人物がいる。彼は小説の中で

・・・つまりね、蝉や蛙や蜘蛛や風、みんなが一体になって宇宙を流れていくんだ。
・・・蝉や蛙や蜘蛛や、そして夏草や風のために何かが書けたらどんなに素敵だろうってね。

これって岩田慶治のアニミズムの世界である。
確かに、今流行している音楽や小説は人間用のものがほとんどであるが、夏草や風のための小説がひとつくらいあってもいいかもしれない。

ちなみに、この本のカバーイラストを描いているのは佐々木マキという人であるが、昔ガロという漫画雑誌に奇妙なマンガを連載していて、幼少期のわしは子供心にひじょーに怖かったのを覚えている・・・