河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

6月20日(金)のつぶやき

2014年06月21日 | 八田八郎物語

八田八郎物語 6 サナギ

2014年06月19日 | 八田八郎物語
実験台の上の八田二郎がピクリと動いた

「僕のサナギ、じゃなかった、父さん、まだ生きていたのか」

「八郎よ、わしは、ずっと蝶になった夢を見ておった
でも、その蝶はサナギの時はずっと人間になった夢を見ていたみたいだ
ところで、あの放置したままのアゲハのサナギはどうなったんだ」

「そ、そ、そうでした、そろそろ蝶になる頃です
低気圧に乗って北へ帰って見てきます」

6月18日(水)のつぶやき

2014年06月19日 | 八田八郎物語

八田八郎物語 5 ギアナ高地登

2014年06月18日 | 八田八郎物語
西暦2014年の出来事をもう一つ忘れていた
2013年だったかもしれないが、もうすっかり忘れてしまった

髪型を変え、サングラスをはずした顔が普通のおっさんだったため
それ以上の話題にはならず、すぐ消えてしまったが
「ギアナ高地登」という自称作曲家が居た
「ナガサキ」という他人の作曲作品を自分の作品だとウソを言っていたおっさんだ

人はなぜにわざわざ細胞を捏造したりウソをついたりするのだろうか
このブログの筆者もウソをついて学校や会社を過去100回以上は休み
このブログの内容もほとんどウソである

たぶん、ウソには、後ろめたい快感、があるからだろう
人はみなウソをついてまで他人にかまってほしいという
かまってちゃんなのである

この世界そのものが、本当は存在しないウソだからである
神はこの世界を作られた時、人間に申された

「この世界はマボロシだが、本当に世界が有ると思って生きてくれ
ウソを信じる事、そのほうがあなたたちにとっては幸せだ
世界の外側に広がる本当の闇に気づいたところで何の得も無い
世界は無い、という真実に気づいた瞬間、すべてが消え失せるのだから」






八田八郎物語 4 なんちゃってSTAP細胞・続

2014年06月18日 | 八田八郎物語
西暦2014年のSTAP細胞事件が意味していたのは
実は万能細胞や全能細胞といった次元のことではなかったのだ
その後2983年に発見されることになった

「この世界はたった一つの構成要素から成り立ち、それはどんなものにでもなる
その素粒子とも宇宙全体ともいえる構成要素のことをソラリス素粒子と呼ぶ」

という世界のオートマチックな仕組みの糸口だったのだ
でないと無から地球や生物が生まれたことを説明できない

2014年当時は細胞レベルの研究が話題になっていただけだった
なぜ、細胞のリセットという現象が起こるのか
そもそも、どうやって物質や生命やこの世界が成り立っているのかを
知っている科学者は世界中に誰一人として居なかったのだ

あの頃の科学者たちは自分たちの論文が正しいか正しくないか
そういう事務レベルの事しか考えていなかった
本当に大事なのは、その論文がこの世界の不思議さや美しさを
うまく表現できているかどうか、その事なのだ

だからこそ、科学とアートを結びつけるエバンゲリオンとして
八田二郎というアンドロイドが登場したのである

八田二郎は誕生した時にすぐ立ち上がり、その足で三歩歩いて二歩下がり、こう言ったという

「私は無であり、野の花であり、火星の砂であり、この宇宙のすべてである
暗いと不平を言うよりも、私のLEDライトを点けてあげましょう」




6月16日(月)のつぶやき

2014年06月17日 | 八田八郎物語