様似町で開催された北海道博物館協会のミュージアムマネージメント研修会に参加してきました。
有珠山の三松正夫記念館の三松館長は「震災の後を残すことは、減災につながる。災害は必ずやってくるので、実物を残して、子供たちに伝えて、地球が動いていることを体験させて、地球に活かされていることも感じて、被害を減らす努力を!」とのお言葉が印象でした。
ボランティア解説から、有償ボランティアへ。「今後は仕事として成立させていきたい。」とのお言葉にエネルギーを感じました。
穂別地球体験館では、フランスのシストという宝探しゲームを発展させて、町内の商店などと連携し、地域での滞留時間の延長、リピーターの増員につながっていることに感心させられました。
白老のアイヌ民俗博物館では、アイヌ文化の継承と観光の活性化に大変苦労されているお話を聞きました。
様似町のアポイ岳ジオパークについて、解説を聞き、翌日、フィールドを案内していただきました。地質・地形だけでなく、歴史・文化・産業、そのつながりを伝えていくことが重要です。
4事例とも、大切なのは訪問者へとのコミュニケーションだと知らされました。
カンラン岩の採掘現場で、お話を聞く参加者。
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