えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

体験陶芸教室2日目

2023年02月23日 17時07分43秒 | 体験陶芸教室
 体験陶芸教室2日目(2月22日(水))は、初日に作ったお皿などの厚みを調整する「形削り」作業を行いました。
 
 削りの作業は「力加減」が難しく、少し力を入れ過ぎると、作品を削り過ぎてしまうことがあります。
 
 参加者は、削る作業を慎重に行っていました。

 この後、数日間は作品をしっかりと乾燥させ、電気窯(700°)で素焼きを行います。

 最終日の3月8日(水)には、作品に釉薬(ゆうやく)をかける色付け作業を行います。






町指定文化財「目黒神社境内の石碑群」

2023年02月19日 15時33分19秒 | 資料館紹介
 「目黒神社境内の石碑群」の石燈篭(いしとうろう)・狛犬(こまいぬ)は、江戸時代に幌泉場所(えりも町)を漁場として発展させた関係者を示す重要な文化財で、平成14年(2002年)3月20日に町指定文化財第7号に指定されました。
 目黒神社は、天保十三年(1842年)に、場所請負人である福島屋杉浦嘉七が建立したものです。
 元治元年(1864年)に奉納された石燈篭二基一対の碑文には、正面に「奉獻(ほうけん)」と刻まれ、写真①には「□場□□□ 中村□太郎 金太郎 熊二郎」、写真②には「セ治人 越後鬼舞 伊吉丸」と刻まれています。

写真①   写真②

 狛犬二基一対は、慶応四年(1866年)に奉納され、写真③には「番屋守 中村惣太郎 宮石 熊二郎」、写真④には「慶応二年寅年九月吉日」とあります。
写真③

写真④

 この時期の猿留(現在:目黒)地区は、幌泉場所の一部として、福島屋杉浦嘉七(場所請負人)が請け負っており、大漁と航海安全を祈願して、福島屋の番屋守である中村惣太郎が寄進したと考えられます。

※□の部分は、碑から読み取れない部分です。

第3期 体験陶芸教室の初日

2023年02月18日 16時06分13秒 | 体験陶芸教室
 今年度最後の体験陶芸教室が、3日間(2月15日、22日、3月8日)の計画で始まりました。

 初日は、参加者が作りたいと考えてきた「器」や「お皿」などの形づくりを行いました。

 今回は、初めて体験する方や久しぶりに参加をした方もいましたが、陶工房「四季彩」の方や職員からアドバイスを受け、楽しく作品をつくっていました。
 
 次回は、形削りを行います。