2010年1月16日(土)
「子ども陶芸体験教室」の第2回目を開催しました。
今回の作業は、前回(前回の様子はこちら)
作った作品に、色をつけるという作業です。
↑釉薬(色)をつける前に、撥水剤というものをつけているところです。
釉薬は、熱で溶けるため、底部分に釉薬がついていれば、
棚板にくっついてしまい、とれなくなってしまうので、
釉薬が底部分につかないようにするために塗ります。
どんな色をつけようか、迷いに迷いながら、色付け作業も楽しんでいました。
そして今日は、本焼きをしています。
↑朝、窯に火を入れたところです。
点火~ふたを閉める 30分
250℃ 1時間
500℃ 1時間
800℃ 1時間
1100℃ 1時間
1300℃ 1時間
1350℃ 30分
1400℃ 15分
という具合いで1時間おきに温度をあげていき、焼き上げます。
↑14時頃の1300℃の窯の様子です。今日もいい火です。
明日の窯開けがとても楽しみです。
うまく焼けていますように。
(えりも町郷土資料館N42°の会主催、子ども伝統文化教室助成事業)
えりも町女性団体連絡協議会主催の第47回つけものコンクールが1月13日開催された。7部門75品が出品され審査された。どれも家庭の味を受け継いだり、創意工夫した漬物、いずしサケ、いずしその他、ぬかずけ、かぼちゃずけ、たくあん、工夫、即席と各部門ごとに表彰された。「孫が喜んで食べてくれるからね、作るよ~」とある女性、親子3世代で漬物をつくり出品した家族、家庭の味が家族の絆を強くする。
午後からは、NPO法人北海道食の自給ネットワーク事務局長大熊久美子氏による講演「見直してみませんか 明日からの食 ~食育現場からの提案~が開催された。
中国製の餃子に毒が混入されてから数年経つが、輸入量は元に戻ったという、しかし、スーパーでは消費者は未だ中国製は買わない、では、輸入されている餃子はどこへ??それは、外食産業や惣菜などにまわっているという。
朝食を食べてきたという子どもに「何を食べたの?」と聞くと、「昨日の残りのチョコパン」「ガム1枚」「ペットボトルのお茶」と答える子どもも少なくない。「朝食を食べましょう!」だけでなく「きちんとした朝食をとりましょう!」というPRが大切。
小学生は魚嫌いが多いが、生産者が伝えると子どもはどんどん反応してくる、自分で捌き調理し食べる、家に帰ると親に料理をしてあげる。ブタも野菜もみんな、命をいただいて私たちは生きている。そのことを実感させてあげると、子どもも自然と「いただきます」という心を持つ。
大学生に今までの人生の中で一番印象に残る食べ物は?と聞くと「お母さんと作った餃子」「肉じゃが」など、お母さんの背中を見て育っている、食は親子の家族の絆を深めることができる。今風の軽そうな子どもでも、思い出に、印象に残るものが必ずある。それが出来るのがお母さん!
即席の部、枝豆が美しい!