えりも町郷土資料館ほろいずみ水産の館のBlogです。

襟裳岬やえりもの様子や資料館ほろいずみの活動を紹介しています。

ほろいずみ・かふぇ第2回報告

2018年02月13日 15時40分52秒 | ほろいずみ・かふぇ
第2回「ほろいずみ・かふぇ」が2月8日に開催されました。

2003年に発行された「えりも町ふるさと再発見シリーズNo3猿留山道」をテキストにしました。



江戸時代の絵図について、解説していると参加者から
「昔の灯台山には金毘羅さんがあり、小学生の頃、夜、白装束を着た人たちが御神体を、今の住吉神社横に運んだのを見た。」

「灯台山を'金毘羅さん'」と呼んでいた。

「佐々木洗濯屋、扇谷豆腐店、つるや旅館があった。つるや旅館は引揚者の住宅になった。」

「幌泉には会所があったが、地名は残っていない。日高信金の横の柳さん~店を閉めた笑福堂さん辺り~生協の場所のカネサさん、を’会所’と言っていた。」~昭和17年(1942)の字名改称の際に字本町に含まれた。改称の前には「会所町、会所沢、会所前」が使われていた。

「様似には会所町、広尾には会所通りがある。」
「幌満に入った和助は、昆布採りで地域を発展させた功績が認められ、名字を頂戴し’斎藤和助’と名乗った。」

また、資料館で収蔵している鐙(あぶみ)を見ていただき、猿留山道を旅した旅人に想いを寄せました。

次回、第3回「ほろいずみ・かふぇ」は、2月22日(木)19時~「カワシンジュガイについて」⓵です。

皆さんのご来店(郷土資料館)、お待ちしております。


(中岡利泰)



猿留山道(さるる・さんどう)が国史跡に指定されました。

2018年02月13日 14時18分45秒 | 猿留山道(さるるさんどう、saruru-mountainpath)
猿留山道(さるる・さんどう)が、様似山道(さまに・さんどう)と共に、国史跡に指定されました(平成30年2月13日付け官報)。

北海道ブログ「旬北海道」https://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201802130001/
でも紹介されています。

詳しく知りたい方は、こちらからhttp://www.town.erimo.lg.jp/horoizumi/i3iqro000000028j.html

(中岡利泰)


第1回ほろいずみかふぇ~気になる1枚 その5

2018年02月02日 11時18分02秒 | ほろいずみ・かふぇ
2018年1月25日に開催した第1回ほろいずみかふぇで、参加者の方々に選んでいただいた1枚、5回目です。


どこだろう?林道から見ることができる小さな滝。


どこだろう?今はなくなってしまった集落にあります。

参加者の一人が言ってました。「アルバムをめくるスピードがゆっくりになるようになれば・・・」と、

一枚一枚に、それぞれの思いが、想い出がである地域・・・・

さあ、一緒に楽しみましょう!

(中岡利泰)

第1回ほろいずみかふぇ~気になる1枚 その4

2018年02月01日 09時15分08秒 | ほろいずみ・かふぇ
2018年1月25日に開催した第1回ほろいずみかふぇで、参加者の方々に選んでいただいた1枚、4回目です。


えりも町の東海岸。えりもに帰ってきたとき、こういった自然以外何もない風景を見ると「帰ってきた」と思いホッとする。


襟裳岬のカンゾウ(エゾゼンテイカ)はもっといっぱい咲いていたときもある。そんなときが大好き!

第2回 ほろいずみ・かふぇ は2月8日(木)19時~「猿留山道の紀行文を読もう!⓵です。
    国史跡に指定される予定の猿留山道。寛政十一年(1799)に蝦夷地で初めて幕府によって開削された北方警備のための山道。

(中岡利泰)