浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

お釈迦様の教えを山登りに喩える

2023-02-14 17:52:58 | 日記


丹沢山脈は、雪景色、綺麗でした。

今日は、最近、週一ペース位で行く、山歩きの日です。

私が、選ぶコースは、出来るだけ、近場の人に会わない、マイナールートです。

近場なので、早く、出かける必要もなく、のんびりと朝の仕事を終えて出発出来ます。

今日も誰にも会うことはない、山歩きでした。冬の平日ですから、特に、そうなのかもしれません。

昔、「仏教には宗派がたくさんありますが、みんなお釈迦様の教えなのだから、結局は、同じなんでしょ?」

と質問を受けたことがありました。その方は、山登りに喩えて、いろいろなルートがあるけど、みんな、頂上に通じ

ているのと同じですよね。

私は、どのように答えたら良いのかわからず、否定も肯定もせず、なんだか、ごまかしてしまったのです。

とても、わかりやすい話です。お釈迦様の教えは、たくさんあれど、目的はすべて同じ、仏様に成ることです。

でも、浄土真宗の教えからしますと、山登りのたとえは無理があるのです。

それは、全ての方が、頂上にたてるわけではないからです。

阿弥陀如来様の願いは、すべてのものを、幸せにしたいというものです。

浄土真宗の教えを、山にたとえるなら、阿弥陀如来様が操縦するロープーウェイかケーブルカーに乗せて頂き、頂上に行くのです。

これなら、人間の資質、体力、経験は関係ありません。すべての方が、目的地にたどり着けるのです。

その救いに、今、出会わせて頂いていることに感謝して、今日も、一人、静かな山歩きをしてきました。

 

 


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霊柩車を久しぶりにみました

2023-02-13 10:34:48 | 日記

先日、神奈川県唯一の村、清川村 村営 宮ケ瀬霊園で、ご法事がございました。

行く途中、尾崎の交差点の手前に、霊柩車が駐車されていました。たぶん、廃車になった車だと思います。

金色のやぐらのような、霊柩車を久しぶりに見ました。

昔、外国人が日本の霊柩車を見て、「なんて、金持ちのオーナーが乗っているんだ」と思ったとか。

もう、走っている姿は、みることはなくなりました。

私が、子供の頃、霊柩車を見ると、親指を隠しました。

親指を隠さないと親の死に目に会えないと、言われていたからです。

みんな、そうしていたように思います。

霊柩車は、子供にとって、怖い存在でした。

それが、原因なのか、今の霊柩車は、シンプルな黒のワゴンに変わり、子供も親指を隠すこともなくなったと思います。

先日、火葬場に行きましたら、マイクロバスを改造した霊柩車を見て、ビックリしました。

霊柩車と送迎のマイクロバスが、合体されていました。

私が、副住職として法徳寺で勤めだした頃は、まだ、金色の霊柩車が主流でした。

ある時、葬儀会場から、火葬場に向かう途中、海老名市の国分寺台周辺を走っている時、

信号待ちをしている霊柩車の隣を通る、下校途中の小学生は、親指を隠すしぐさをしていました。

今もそうなんだなと思いながら、私は、その光景を見ていました。しかし、その中の一人の小学生は、

霊柩車に向かって、合掌していたのです。あの姿は、忘れられません。

おじいちゃん、おばあちゃんに教わったのかどうかわかりませんが、私は、とても、有難い気持ちになりました。

「霊柩車に載られている方は、仏様に成られたのだよ、霊柩車を見たら、合掌してあげてね」と教えて下さったのだと思います。

今の火葬場は、ホテルのような造りです。煙突もありません。なるべく、死を連想させない配慮なのだと思いますが、

昔ながらの火葬場は、独特な雰囲気、臭いがありました。子供でも、騒いでいるものはいませんでした。

はしゃぐどころではなく、怖かったのです。早く帰りたいという思いでした。

昔、インドに旅した私は、有名な火葬の街 ベナレスを訪れました。

この街は、死を待つ街と言われています。

街全体が火葬場なのです。ホテルは、死を待つ方のためにあります。火葬されたお骨は、ガンジス川に捨てられます。

それが、ヒンズウ教徒にとって最高の死に方です。

あの街を、訪れると、死を意識しないわけにはいきません。

浄土真宗の教えは、臨終待つことなし 今、「死」が解決される教えです。

「死」の解決は、即、「生」の解決です。それは、生と死は、別々に存在するわけではないからです。

「死」を遠ざける生き方ではなく、受け入れる生き方が出来るのです。

それは、阿弥陀如来様の救いに出会う以外に、方法がありません。

今既に、阿弥陀如来は、私の元に至り届いて下さっています。

その証拠は、私の口から、南無阿弥陀仏と出て下さるからです。

南無阿弥陀仏は、阿弥陀如来様そのものです。


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法徳寺の最寄りの駅?

2023-02-13 09:53:00 | 日記
法徳寺へのアクセス方法
公共機関を利用する場合、小田急線本厚木駅が便利です。バスも南口を出た目の前から神奈中バスの平塚駅行きが
昼間でも15分に一本位出てます。タクシーでも、1000円以内です。
しかし、もう一つの行き方があります。相模川の対岸を通るJR相模線の社家駅です。小田急線と比べると、本数は激減しますが、
自転車だと10分程度です。歩くと、計ったことはありませんが、本厚木駅より絶対近いです。しかも橋が気持ち良いのです。



社家駅の出口を出たら、左手に歩き、踏切を渡ります。左手にコンビニ ローソンがあります。
まっすぐ歩くと、相模川の堤防道路に出ます。この堤防道路は、歩行者 自転車専用です。

ローソンを過ぎると、少し、道が狭くなりますが、ほとんど、車は通りません。

堤防道路に出ました。昨日は、ちょうど、夕日が綺麗でした。



堤防道路に出たら左手に進むと、相模大堰が見えます。この人道橋を渡ります。

橋の下を見ると、この時期、渡り鳥がたくさく見えます。

向こうに見えるのは、東名高速です。

この人道橋は、自転車と歩行者のみなので、安全です。目の前には、大山が綺麗に見えます。
人道橋を渡り終えたら、厚木市側の堤防道路にぶつかり、相川小学校に出ます。

堤防道路を、左手に進み、相川小学校の校庭が終わりましたら、すぐに、右におります。
100m位進み、また、右に相川小学校方面に戻ります。すべて、歩道がありますので、安全です。
ちょうど、相川小学校の正面玄関に着いたら、細い路地を左に曲がりますと、目の前に
法徳寺三門前に出ます。今度、写真を追加します。
 
私は、東京方面に行く場合、JR社家駅まで、自転車で行き、相模線に乗り、茅ヶ崎駅から東海道線で行くことが多いです。
法話会など、相模川の対岸からいらっしゃる方は、このルートもお試しください。
ただ、時々、人道橋が、工事や大堰のメンテナンスなどで、昼間通れないことがあるので、
その際は、ごめんなさい。
お参りのついでに、相模川の堤防道路と相模人道橋を、ウォーキングするのも良いと思います。
気持ちも、リフレッシュできると思います。


 

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お寺の近くにアウトレットが出来る

2023-02-12 11:02:54 | 日記

法徳寺の三門の前の道は、古い街道、矢倉沢往還(やぐらざわおうかん)です。江戸時代に整備された街道で、江戸城の赤坂門(赤坂見附)から相模国、足柄峠を経て駿河国沼津宿を結び、東海道の脇往還としても機能していた。 江戸から大山への参詣道として使われ「大山街道」、「大山道」、厚木街道などとも呼ばれた(ウィキペディアよりコピペ)。

法徳寺がある岡田地区は、昔から、平坦で相模川も近く、稲作が盛んで、お寺の周りは、農家さんばかりでした。ところが、田んぼばかりの地に、東名高速が通り、厚木インターが出来てからは、大変貌をとげました。それでも、私の子供の頃は、厚木インターの周りは、田んぼが広がっていましたが、10数年前の区画整理が行われた後は、大きなビルが建ち、またまた、大変貌をとげました。法徳寺から、歩いていけるところにユニクロがあったり、大変、便利であります。そして、今度は、法徳寺から、南に向かって数キロの厚木市と平塚市の境にある大神地区に、イオングループが、アウトレットモールを造るそうです。その場所も、田園風景が広がる場所でしたが、今は、工事の真っ最中。2023年春に開業といいますから、もうすぐです。どんどん、便利になるようなのですが、いいのか悪いかのか、わかりません。

今日は、厚木市長選挙の投票日です。法事が終わったら、行ってまいります。


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客殿の様子

2023-02-12 10:35:00 | お知らせ
こちらは、法徳寺の客殿の様子です。
しだれ梅ももうすぐ満開になります。
どなたさまも会場費無料でお使いいただけます
(※お料理は、法徳寺指定の料理屋さん限らせて頂きます、ご自分たちで、お弁当などの持ち込みは、お断りしております。理由は、食事の後のお掃除を、料理屋さんがやって下さる為です。)
本堂での法事の後に、移動することなく、お食事が出来ます。
その後、霊園にお墓もお持ちの方は、お墓参りに行かれるのも良いと思います。
出来るだけ、法事は、移動がない方が、安全でお年寄りの方のためにも良いと思います。
お墓も法徳寺にあれば、一番楽なのですが。






他のお参りの方は、入ってきませんので、安心です。



こちらは、第二本堂と名付けております。
本堂が、お彼岸などで、使えない場合、法事をこちらで勤めることがあります。

トイレもリホームしたばかりです。





客殿の入口です。
バリアフリーにしました、住職の手作業です。
慣れてないので、結構、大変でしたが、結構、うまく造れました。
 




 

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