浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

幸せは苦の源です

2023-12-26 20:49:00 | お知らせ
クリスマスも終わり、明日でお仕事納めと言う方も多いのではないでしょうか。毎年、年末はご葬儀のご依頼が多いのが常なのですが、今年は穏やかな年末になりそうです。コロナ禍が終わり、今年の年末年始は、きっとどこも大混雑なのかもしれません。お寺もお参りが多いと思います。初詣には、幸せを願われるかと思います。幸せになりたくない人などいません。しかし、幸せになるということは、それは苦しみの元でもあります。なぜなら、その幸せを失いたくないからです。お金があればあるで悩み、お金が無なければないで悩みます。お金のある人は、お金がなくなるという不安を抱えているからです。仲の良い夫婦であればあるほど、別れていく時は辛いものです。もし仲が悪く喧嘩ばかりしていたら、やっと別れられたかと思うのかもしれません。人生が幸せであればあるほど、この世は離れがたく、死は恐ろしくなるものです。大切な方とのお別れで、辛い思いをされている方は、幸せな人生だったということです。それは、過去の話し、仏教は、今の話し、過去の幸せは、今も幸せなのです。大切な方の事を思い出し涙するのは、不幸でなく、今も幸せが残っているからです。

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前進座特別公演のお知らせ

2023-12-25 22:23:00 | お知らせ
今日は、クリスマスに緊急会議が招集され、伊勢原市の長龍寺さんに行ってきました。3時間にもおよぶ長い会議で、疲れました。前進座さんで、親鸞聖人御誕生850年を記念して、お芝居がございます。私も、是非、観に行きたいと思います。是非、ご一緒しませんか!詳細が決まったら、また、ご連絡いたします。






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明日は大忙しだが

2023-12-22 21:03:00 | お知らせ
明日は、法事と葬儀で、大忙しですが、明後日クリスマスになると超暇になります。ですから、いつもは大忙しの霊園さんでも、多分ガラガラだと思います。私はクリスマスに法事は狙い目だと思います。仏滅には、あまり、結婚式をされないようで、割引があると聞いたことがあります。浄土真宗は、日の良し悪しは気にしません。良い日になるのか、悪い日になるかは、行い次第でございます。日本人は、キリスト教徒なのか仏教徒なのかよくわかりません。今日は、永代供養墓のお掃除をいたしました。いよいよ年末です。皆様、体調など崩されませぬようお気をつけ下さい。

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おひれがつく

2023-12-21 18:37:20 | お知らせ

今年も残すところ10日ばかりになりました。どうやら、私の周りでは、住職は、山で転んで骨折したということになっているようです。確かに、先週、この時期、落ち葉で足を滑らせることが多いので気を付けてはいたのですが、下山途中に足を滑らせて、慌てて、木につかまってから、手首が痛いので、病院に行きましたら、レントゲンを撮り、骨は異常なし、湿布をされ、包帯をグルグル巻きにして下さいました。安静にしてくださいとは言われたものの、この時期は、お寺は超忙しいのです。お坊さんが忙しいのは良いことではないのですが、時期的に、仕方がありません。コロナ禍の時も、ちょっと、今日は、喉が痛くてとは言ったのですが、いつのまにか、住職、コロナ感染という話になっていました。悪い噂はすぐにひろまり、良い噂は、ひろまりません。どうも、私の思い違いかもしれませんが、他人がケガをしたという話をするときのお顔が、皆さん、少し嬉しそうなのは気のせいだろうか。


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法事のハードルが下がった

2023-12-20 21:56:27 | お知らせ

昔、「急に、親戚が来れなくなったので、法事をキャンセルしたい」という電話がありました。私は、最初、なんでなんだろうか?と疑問だったのですが、少し考えてみて、たぶん、法事を、親戚のてまえ仕方がなく勤めることにしたのだろうと思いました。コロナ禍の前までは、法事といえば、遠方でも親戚に声をかけるのが当たり前だったのが、今は、そうではなくなりました。コロナのお陰と言ってはいけません、コロナで亡くなった方もいらっしゃいますから、でも、コロナによって、法事の勤め方も葬儀の勤め方も大きく変わり、私は、良かったと思っています。コロナ禍の前までは、法事を勤めるのがとても大変だった、ハードルが高かったのです。上記のように、正直、今回の法事を勤めるのは気がすすまないが、親戚の手前、やらないわけにはいかないというお宅も多かったように思います。私の寺の地域のしきたりとして、もっと面倒でした、親戚は当たり前、血のつながりもない、隣近所の方にも法事のお声がけをしなければならず、私は、疑問でした。それは、たぶん、お互い様の思いだったと思います。しかも、見栄もあり、豪華な食事を用意しなければならず、わざわざ、遠方まで食事の為に行かなければならず、それは、一日がかりの大仕事です。終わったら、身も心もへとへとでした。しかし、今は、すっかり、その習慣も無くなり、本当に良かったと思います。葬儀も同じく、近親者だけでやる家族葬ばかりです。これが今の主流、私も、この流れに賛成です。法事も気軽に勤めてください。


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