浄土真宗本願寺派 法徳寺ブログ

神奈川県厚木市にある浄土真宗本願寺派(西)のお寺です。
永代供養墓10万より受付中です。

久保山

2024-05-16 20:08:00 | お知らせ
今日は、久しぶりに、横浜市久保山火葬場に行きました。横浜市は、とても人口が多いため、市内にいくつか火葬場がありますが、私は久保山には、滅多に行く事はありません。久保山周辺は、独特な雰囲気があり、本当に山なのでありますが、木があるわけではなく、ほとんどが住宅地、学校、お寺、葬儀会館、石材店、花屋さん、そしてお墓が広がっているのです。久保山周辺は、とにかく葬祭業に関わるすべての業者さんが集まっている場所なのであります。墓地からは、見事な眺めでございます。ただ車の置き場が分からず、今日も、どうやって止めていいのかわからず、寄らずに帰ってきてしまいました。あちらこちらに駐車禁止と張り紙が貼ってあります。京都の西本願寺の墓地、大谷本廟を思わせるような、歴史を感じさせる霊園であります。今のような整備された区画ではなく、とにかく墓地がひしめき合っているような感じが、歴史を感じさせます。今度、ゆっくり歩いてみたいなと思いました。私が20代の頃、久保山に1件お参りに行くお宅があり、毎年お盆に伺っていました。今はもうそのお宅はございませんが、今日はとても懐かしく思いました。お葬式から帰り、北海道からお参りに来てくださった方と、何十年ぶりかでお会いして、永代供養護へお骨を納骨させていただきました。長旅ありがたく思います。




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どうした小梅

2024-05-15 20:24:00 | お知らせ
今日は、キウイの受粉作業から始まりました。雌株と雄株が離れて植えてあるため、自然受粉が難しいとの考えで、一つ一つの花に受粉させているのですが、これが結構めんどくさいのです。毎日どんどん花が咲くので、毎日やらなければなりません。しかも低いところから、高いところまで様々なところに、枝が張って花を見つけるのも一苦労です。今日は、お参りの方からあれはなんですか?

びわの木の不思議なようすに❓だったようです。今年はカメムシ大発生とTVでやってましたとお参りの方から教えていただき、やはりそうだったかと思った次第です。明日はご葬儀とご法事があるので受粉作業は夕方になりそうです。しかし今は日が長いので、本当に助かります。

それから、昨年は、小梅が大豊作でありましたが、今年はなんと写真の通り↓これだけでございました。こんな年は初めてです。びっくりしました。もうかれこれ30年以上毎年、梅を収穫しているのですが、今年はどうなっているのだろうかと不思議でございます。今は何かと忙しいので、漬ける手間が省けたと思いましたが少々残念です。これも仏様のお導きなのかもしれません。毎年毎年、大変だ、大変だと文句を言いながらやってるのは、ダメだぞと、気づかせてくれることでありました。来年は、どうなることやら。


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ビワの鳥対策

2024-05-14 20:30:00 | お知らせ
今日は、朝から、永代供養墓の隣の大きなビワの木の袋掛けをしていました。結局、夕方近くまでかかってしまいました。お参りにいらした方は、遠くから見るとなんだか変わった花が咲いてるなと思ったようで、近くで見たら、なんだ、と思われたようでした。別にこんな作業しなくても良いのですが、ほっとくと鳥の集団に全部食べられてしまうので、毎年やってるのですが、これがなかなか大変で、今日はそれほど暑くなかったので、作業はしやすかったです。もう一つ作業していて気がついたのですが、カメムシが、ビワについているのです。昔はそんなことなかったのですが、最近、カメムシが多い気がします。鳥もちょうど食べごろの頃にやってきて食べられてしまうので、毎年仕方がなくやっておるのでございます。しかしながら、人間だけが独り占めして食べるのもどうなのかとも思います。仏教的には他の生き物にも分け与え、みんなでありがたくいただくのが本当は良いのであります。しかし、独り占めしたくなるのであります。困ったものだ。




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不幸の連鎖

2024-05-13 20:08:00 | お知らせ
幸せに生きている人は、周りの人を幸せにすることを喜びとし、不幸に生きている人は、周りの幸せな人を妬み、不幸になることを願うのであります。世の中には、イライラして、不機嫌に生きている方がたくさんいらっしゃいます。その方の周りの人は、同じく嫌な思いをするものです。不機嫌な方は、周りの人も不機嫌にし、不幸にするのです。しかし、これは他人事ではない話です。自分のことであります。自分がイライラしていない時は、他人がイライラしているのを見て、不快に思うものなのです。ところが、自分がイライラしているときは、当然のことだと思うのであります。自分の姿は、自分で見ることはできないからです。鏡を見れば一目瞭然です。ぜひ自分がイライラしているときのお顔を鏡で見てください。いつもニコニコと幸せに生きてる人は、周りの人も安心させ幸せになれます。まずは自分が幸せにいきましょう。自分の不幸自慢をするのはやめましょう。あそこが痛い、ここが痛い。あそこが悪い、ここが悪いと自慢しても誰も共感などしてくれません。ただ嫌な思いをするだけです。お浄土の世界に生まれた方は、極上の幸せを得るのです、幸せを得た仏様は、娑婆の世界に生きるものを、幸せにしたいと働き、願うのであります。目には見えませんが、その働きはいつも届いています。それを知るものはそれだけで安心し、幸せな気持ちになるのです。亡き方は、迷っているんじゃないか、もしかしたら、私たちに祟りをもたらすのではないかと、そのように考える人がいますが、亡き方は、皆さんを不幸になどしません。祟りも起こしません。そんな失礼な話は無いのであります。





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大忙し

2024-05-11 22:13:00 | お知らせ
今日は、ゴールデンウィーク明けの最初の土曜日、この日は、毎年法事が大変多いのであります、今日は9件の法事があり、ご葬儀もございました。ご商売をされてる方であれば、商売が繁盛で良いことでございますが、お坊さんが忙しいのは、良いことではないのであります。お医者様に行って、患者さんへ「ありがとうございました」ではなく、「お大事に」とおっしゃられるのと同じであります。「ありがとうございました」であれば、病気になってくれて、病院としてはありがたいことですとなってしまいます。私も法事の後、「ありがとうございました」とご挨拶してしまうことが多いのですが、後で反省するのであります。「ありがとうございました」は悪くはないのですが、「大変でしたね」とか、「よくお参りでございました」とか、「よくご法事をお勤めしていただきました」そういうご挨拶の方が良いのであります。今の時代、ご法事をされると言う事は、なかなか大変だと思います。お寺の住職にとっては、日常でも、皆さんにとっては大変なことです。人集めは疲れます。法事を、勤めるのは、亡き方へのご恩返しと言うお気持ちの方も多いと思いますが、それだけでは無いのです、私が生きているところに、死は存在しているのです。決して他人事では無いのです。お寺の阿弥陀如来の前に座らせていただき、ご一緒に読経し法話を聞いていただく。それがいつか、お浄土へと導いてくださる。亡き方からの働きかけだと私は思います。







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