私は昔、営業職にいました。会社には帰らず、旅館住まい。そのため、会議は月2回という状況でした。それで、何か指示があるときは、会社から電話があったり、封書が届いたり…。まあ、気楽といえば気楽でしたね。
そんな12月のある日、封書が届きました。私のいた業界は12月が勝負。1月・2月は数字が稼げないのです。そこで、課長が檄を飛ばしたのですね。課員が喫茶店に集まってのミーティング時、リーダーがその封書を読みはじめました。おごそかに封書を開いて…。
「12月は勝負の月です。いわゆる『天下割れ目の合戦の時』です。」
…天下割れ目の合戦?????? もう大爆笑です。収拾がつかなくなってしまいました。天下分け目の合戦のつもりだったのでしょうね。しかし、まずいよなあ。こう言う間違いは。
この課長、「この月は先月の汚名挽回をかけて…。」と書いて顰蹙(ひんしゅく)を買ったばかりでした。汚名を挽回したら汚名だらけですな。言うなら、汚名返上・名誉挽回でしょうね。
書かなきゃいいのに…。無理して難しい事を書こうとするから妙な文章になるのに。
「天下割れ目の合戦」は、課員の間で流行語となりました。
そんな12月のある日、封書が届きました。私のいた業界は12月が勝負。1月・2月は数字が稼げないのです。そこで、課長が檄を飛ばしたのですね。課員が喫茶店に集まってのミーティング時、リーダーがその封書を読みはじめました。おごそかに封書を開いて…。
「12月は勝負の月です。いわゆる『天下割れ目の合戦の時』です。」
…天下割れ目の合戦?????? もう大爆笑です。収拾がつかなくなってしまいました。天下分け目の合戦のつもりだったのでしょうね。しかし、まずいよなあ。こう言う間違いは。
この課長、「この月は先月の汚名挽回をかけて…。」と書いて顰蹙(ひんしゅく)を買ったばかりでした。汚名を挽回したら汚名だらけですな。言うなら、汚名返上・名誉挽回でしょうね。
書かなきゃいいのに…。無理して難しい事を書こうとするから妙な文章になるのに。
「天下割れ目の合戦」は、課員の間で流行語となりました。