社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

会社を辞めようと思うんです。

2004年12月12日 19時31分58秒 | Weblog
 「えじっさん」さん。「事務所勤めをした事がありません3」へのコメントありがとうございました。ホームページも見せていただきました。「事務所勤めをした事がありませんシリーズ」は、近日中に投稿させていただきます。

さて、表題の件。若手の子なんですけど。社長さんが、自ら他社から引っ張ってきたのですが…。しかし、その子が「会社を辞めたい。」と言ってきたそうです。理由は様々あったようですが、どうも社長には、はっきりとは言わなかったらしいです。私としては離職票を書くだけで終了…という仕事なのですが、どうしても彼の本音を聞きたかったのです。私も、数回ほど酒を飲んだり、相談に乗ったりしていましたしね。
 
 ある日、たまたま、私と彼の二人きりになりました。そして、彼に本音を聞いてみたのですが…。一番大きな理由が、「社長についていけなくなったから。」との事でした。要は、プライベートな時間まで拘束される事が嫌だったらしいのですね。社長としては彼を一人前にしたい…という願望が大きかったのだと思います。そのため、休日でもいろいろと電話をしていたようですね。それが我慢できなくなってきた…と。
 
私としては、彼の新しい出発をできるだけ応援する事しか出来ません。彼なりの結論が出ている以上は。ただ、退職後は、後ろ向きではなく前向きに歩んで欲しいと思います。

   
 


事務所勤めをした事がありません3。

2004年12月12日 08時48分33秒 | Weblog
 「肥満気味の社労士」さん。「事務所勤めをした事がありません2。」へのコメントありがとうございました。ただ、私が言いたい事とのズレがありますので、ここでもう一度書いておこうと思います。

 「肥満気味の社労士」さんのコメントから…。
>私は、社労士事務所に勤めたことは無いのですが、使い捨てって言う噂は本当なんですねぇ。
>労務管理と働きがいのある会社を提案するはずの社労士がこれでは。。。

 全部が使い捨てなのではありませんよ。

 社会保険労務士の事務員さんにはいろいろなタイプがあります。
 1、後継ぎとして育てている事務員…所長の子供さんという場合が多いですね。
 2、いずれは独立開業する事務員
 3、所長の下で事務をしてもらう事務員
 4、所長の代わりに役所等へ書類を持っていくための事務員
 5、営業として仕事を取らせるために雇われた事務員

 1・2は、なかなか募集されないですね。特に1はね。2ですが…。いずれは敵になるような人物を、金を出して教育します? 普通しないと思いますよ。しかし、そういう先生もおられるのです。珍しいですけど。
 
 4は、いろいろなタイプがあります。まあ、通常はハローとか社会保険事務所とかに行ってもらうタイプですね。

(4のタイプで気をつけていただきたいのが助成金です。助成金を盛んにやっていた社労士の例ですが。灰色とも黒色とも思えるような書類を事務員に持って行かせていました。それも、自分の印ではなく、その事務員の印を押させてです。印を押す事=責任を取る=何かあったら責任を取らされる…という事です。その社労士先生は、責任を押し付けるためにそうしているとしか思えません。)

 5はね。意味があるのかな…と。飛び込み営業なら、自分のためにやれば?…と思ってしまいます。

 とにかく、事務所勤めをしたいのなら、自分のやりたい事ができる事務所がいいですね。なかなかないでしょうけど。

 そして、事務所勤めができなくても開業は十分に可能です。それは、また気が向いたら書いてみます。

(この項、しつこく続けるかも。)