社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

労務管理と言えるのか??

2005年05月01日 21時51分59秒 | Weblog
 「アンカーウーマン」さん。「小ネタ集35。」に関するコメント、ありがとうございました。

 アンカーウーマンさんのコメントから抜粋・・・「脱線事故があまりにも悲惨で、運転士が亡くなっている状態で軽々しく労務管理のあり方といわれても虚しいですね。」

 その通りですね。また、労務管理と言う用語を使うべきものなのかどうかも疑問に思ってしまいます。

 本来、労務管理は「労働生産性を高める目的から、企業がその従業員に対して行う管理。人事・教育訓練・福利厚生・労働組合対策・人間関係管理などを含む。」とあります。しかし、JR西日本が行ったのは、恐怖による管理のような気がしてなりません。

 日勤教育により運転技術が向上するわけがないと思います。要は見せしめ。「失敗したらこうなるんだぞ。」と言う脅しに過ぎないのです。そんな中で、「なぜオーバーランが起きたのか。」という原因追求がおざなりにされてきた・・・とも言えます。

 私自身、このような自己が二度と起こらないよう祈念したいと思います。それが、犠牲者の方への最大の供養なのかも知れません。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小ネタ集35。

2005年05月01日 12時49分08秒 | Weblog
 尼崎市の脱線事故で、JR西日本の労務管理のあり方についても刑事責任を追及するという。労務管理?? 私は労務管理と言う言葉に違和感を持ってしまう。

 オーバーランを起こした運転手には、日勤教育(再教育)なるものを受けさせると言う。報道によると、運転士の点呼場所から見える専用の机に見せしめのように毎日座らされ、反省文を何回も書かされるのだそうだ。

 そこに、私は疑問を持つ。反省文を何回も書く事によって、オーバーランが防げるのだろうか。むしろ、OJTによって技術の向上を図るほうが現実的であったろう。

 そこから考えると、日勤教育なるものは「教育」ではなく「見せしめ」であるとしか思えない。そこには、「労務管理」ではなく「恐怖による統制」の臭いがする。

 「労務管理」と言う言葉を使って欲しくない。


 うつ病で会社に来なくなった従業員について、社長さんに今日話をしようと思う。いつまで経っても年金手帳を持って来なかったため、社会保険に加入させる事ができなかったのが幸いしたかもしれない。彼を在職のままにしておこうかと思う。雇用保険は賃金ゼロなら保険料は発生しないし・・・。

 ただ、会社の携帯は早めに回収したい。それと、本人の様子も知っておきたい。休業が長引くようなら、新人を採用する事も考えなければならない。


 明日は月曜日だから仕事である。中には「明日、飲みに行こう。」と言う電話をかけてこられる関係者の方がおられるが、私は仕事なのである。何で、自分が休み=人も休みだと思うんだろう。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月の最終日。

2005年05月01日 08時30分23秒 | Weblog
 開業以来、最も忙しかった4月が終わりました。5月に入り、少しずつですが自分のペースを取り戻していきたいと思います。

 朝一に、労働保険申告の計算です。自分が作成した「労働保険計算ソフトinエクセル」が活躍してくれます。ただ、心配症の私は、電卓で検算します。エクセルの開発者やエクセルファンの方には怒られそうですね。

 よく見ると、雇用保険加入者がおかしい会社がありました。お亡くなりになった先生から継承した先ですが・・・。特定求職者雇用開発助成金の対象者の給与台帳がない・・・。そんなバカな事はあり得ません。聞いてみると、「パートの賃金台帳を忘れていました。」との事。気がついてよかったです。

 昼から、書庫の整理です。100円ショップで買ってきた書類入れを組み立て、そこに紙ファイルで綴じた書類を入れていきます。なつかしい書類もたくさん出てきました。

 お亡くなりになった先生が、数年前に最初の入院をされた時、私が代理で申請手続きを行った助成金の書類も出てきました。いわゆる人材確保助成金です。かなり変わった投資の仕方をしていたので、追加資料が増えていった例です。

 この社長。かなりの変わり者でした。私が要らないと判断した書類を持って帰らなかったことがあったのですが・・・。それを電話でグチグチ言うのです。「せっかく用意した書類を持って帰らなかった。」と。30分も愚痴るなよな。

 後で、その社長が自己破産をしたことを聞いてぶったまげました。あれだけ文句を言っておいて、お金を支払わずにトンズラですから・・・。

 まあ、自己破産をかけられて大迷惑を被った最初の例です。私は、もっとひどい目にあった例があるので、いずれご紹介します。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする