社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

洩れていた会社。

2005年05月07日 22時06分52秒 | Weblog
 お亡くなりになった先生が持っておられた会社のうち、一軒が洩れていました。この会社は、先生が特別なつながりを持っておられた事もあり、先生が最後まで担当されることになっていたのです。
 
 その会社は、私も2・3回、同行をしたこともある先でした。私が、「あの会社どうされるのですか?」とおうかがいした時、先生は「あの会社は、この前行って話をつけた。」としか言われませんでした。私は「先生以外の担当は考えられない先なのだな。」と解釈したのです。

 その時点で、この会社の事が、頭から落ちてしまいました。本当にうかつな事をしてしまいました。また、この会社に関する資料類が一枚もないことも災いしました。

 なぜ、洩れていたことがわかったか・・・と言いますと、先生の銀行通帳に顧問料を入金されていたのです。お亡くなりになった日以降に・・・。

 仕方がないので、奥さんに電話をしていただきました。その後、電話を代わったのですが、やはり、残念そうな声色をされていました。

 結局、入金された顧問料は、ご霊前にお供えすることとなりました。先生が急死されたとは言え、事務の不備をしてしまったと言う後悔が残る一件でした。

落ちる順番。

2005年05月07日 08時45分00秒 | Weblog
 昨日、クレジットカードの支払をしました。本当は前日までに入れるのですが、連休と重なった事と、連休中の普通日が仕事だったため、当日入金となったのです。まあ、当日入金でも、支払の遅延にはなりませんからね。そう、思っていたのですが・・・。

 夕方、何気なく口座残高を確認したら・・・。落ちていません。遅延になってもたいしたことはないのですが、やはり、気持ちの良いものではありません。

 カード会社に電話したら「どこの銀行ですか?」と聞かれました。私が「○○銀行ですが。」と言うと「ああ。大丈夫です。○○銀行さんなら、夜落しですから。」。

 つまり、銀行によって、落ちる時間が違う・・・と言う事でしょうか。△△銀行は、入金した途端に落ちてしまいます。システムが違うのでしょうか。

 私のカードの場合は、落ちる順番が狂ってもたいした事はありません。最悪、現金をカード会社に持って行けばいいのですから。たいした額でもないですし。

 ところが、会社だとそうは行きません。支払遅延は会社の信用を落としてしまいます。

 先日、某社の社長と食事に行きました。その途中、社長が銀行に入金されたのですね。その日が、銀行ローン(短期)の入金日だったのです。 

 食事の後、社長が「しまった。今日は社会保険の引き落とし日だった。」と言われました。その日は末日だから、社保が落ちますね。

 つまり、社長としては「銀行のお金が優先。その他は待たせるしかない。」と思っていたのです。そうしないと、次回の金融に支障が起きてしまいます。ところが、先に社会保険料が落ちたら、銀行への返済ができなくなります。もう時間がないので、資金繰りをし直す事は不可能です。

 銀行に行き確認したら、社会保険料より先に銀行の返済が落ちていました。良かった。(社会保険料が落ちていないのは悪い事ですが、背に腹は変えられません。)

 落ちる順番が会社を左右しかねない状況でした。

(私は、その会社には「社会保険料の引き落とし銀行を変えて、短期金融銀行と別にすべし。」と提案しているのですが、社長にはその気がないようです。面倒くさいからかな?)

今日の予定。

2005年05月07日 07時55分43秒 | Weblog
 今日は、まず、労働保険事務組合の書類を郵送します。振替の日までに入金しておいていただきたい事を書いておきます。中には、不足額の方が多すぎて、第一期の保険料額よりも高い会社があり、持って行きづらいのですが・・・。(労働保険事務組合だと、40万のしばりは関係なく、保険料を延納できます。そのため、こう言う現象がおきることがあります。)

今年は5月20日振替なので、今日から約2週間です。確実な入金のためには、早めに案内する事が不可欠です。

 アポ1件。いわゆる退職者に関する質問です。ひとまず、「最適給与」で作成したサンプル。雇用継続の助成金のパンフレットを持っていきます。

 「最適給与」とは、在職老齢年金と雇用継続給付を組み合わせる事によって、60歳になった社員の手取を減らさずに、給与を下げると言うものです。そのコンサルは実は「諸刃の剣」なのですが、事業主にとっては魅力的にうつるようです。

 ちなみに、私は「セルズ」の「最適給与」を使用しています。

 時間が上手く調整できたら、昨日の提出分の書類控も配ろうかな・・・と思います。