ゆめ未来     

遊びをせんとや生れけむ....
好きなことを、心から楽しもうよ。
しなやかに、のびやかに毎日を過ごそう。

日経平均、2万8000円を中心に限定的か 

2022年11月20日 | 捕らぬ狸の経済


  11月18日
  日経平均 2万7899.77円(30.80円安)
  TOPIX 1967.03(0.75ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 0.245%(+0.005)
  1ドル= 139.81 - 139.84(0.49円安)


11月14日 2万7963円  14億6035万株 3兆8284億円
11月15日 2万7990円  12億1130万株 3兆1707億円
11月16日 2万8028円  12億2549万株 3兆5132億円
11月17日 2万7930円  10億6905万株 2兆8010億円
11月18日 2万7899円  11億2625万株 2兆9865億円

株探ニュース 2022.11.19
-------------------------------------------------------------------------------------
今週の【早わかり株式市況】4週ぶり反落も、個別株物色が活発化

今週の相場ポイント

1.日経平均は4週ぶり下落、前週大幅高の反動出る
2.ロシア巡る地政学リスクが浮上、一時警戒ムードに
3.米マイクロンが減産計画発表、半導体株物色に冷や水
4.訪日外客数の発表受けインバウンド関連株が買われる
5.全体相場は手掛かり材料難も、個別株物色が活発化


週間 市場概況

今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比363円(1.3%)安の2万7899円と、4週ぶりに下落した。

今週の東京市場は週初こそ大幅安となったものの、その後は概ね小幅な値動きとなった。
全体相場の方向感がつかみにくいなかで、訪日外客数の発表を手掛かりにインバウンド関連株を買う動きが出たほか、個別株物色の流れが強まった。


週明け14日(月)の東京市場は日経平均が300円安と反落。
前週末に先物主導で大幅上昇した反動から目先利益確定の動きが優勢となり、フシ目の2万8000円台を割り込んだ。

15日(火)の日経平均は、前日終値を挟み狭いゾーンでのもみ合いとなった。
前日の米国株安を引き継いで投資マインドは弱気に傾いていたが、下値では押し目買いが入り全体指数を支えた。

16日(水)はロシアを巡る地政学リスクが高まり、一時警戒ムードが浮上。
朝方は売りに押されたものの、その後は押し目買いで戻り足となり、日経平均は結局2万8000円台を小幅に上回って着地した。

17日(木)は一転、主力ハイテク株を中心に売られる展開に。
前日の米株市場で、米半導体メモリー大手マイクロンテクノロジーが減産計画を発表したことで急落し、その他の半導体関連株にも売りが波及。
東京市場もこれに追随し、ここまで全体相場を牽引してきた半導体主力株がリスク回避の売りに晒された。
他方で、訪日外客数の発表を受けてインバウンド関連株の一角には買いが入った。
また、中小型株を中心に個別株物色の動きが活発化した。

18日(金)は手掛かり材料に欠ける地合い。
週末ということもあって目先利益確定売りが出て軟調に推移した。
日経平均は前営業日比30円安の2万7899円で取引を終えた。


来週のポイント

来週は、23日が勤労感謝の日で休場、24日は米国市場が感謝祭で休場ということもあり、様子見ムードが強くなりそうだ。
日経平均は2万8000円を中心に上値も下値も限定的となると予想される。
一方、12月のIPOラッシュが近づくなか中小型株の物色機運がより高まることが期待できるかもしれない。


重要イベントとしては、国内では特になし。
海外では、21日朝に発表される中国人民銀の11月最優遇貸出金利、23日に発表される米国10月新築住宅販売件数が注目される。


日々の動き(11月14日~11月18日)

11月14日(月) 反落、目先の利益確定売りで2万8000円台割れ
        日経平均 27963.47( -300.10) 売買高14億6035万株 売買代金3兆8284億円


11月15日(火) 小反発、米株安も押し目買いが全体指数を下支え
        日経平均 27990.17( +26.70) 売買高12億1130万株 売買代金3兆1707億円


11月16日(水) 続伸、地政学リスク警戒も押し目買いで切り返す
        日経平均 28028.30( 38.13) 売買高12億2549万株 売買代金3兆5132億円


11月17日(木) 3日ぶり反落、半導体関連株中心に売り優勢
        日経平均 27930.57( -97.73) 売買高10億6905万株 売買代金2兆8010億円


11月18日(金) 小幅続落、手掛かり材料難のなか上値は重い
        日経平均 27899.77( 30.80) 売買高11億2625万株 売買代金2兆9864億円


セクター・トレンド

(1)全33業種中、21業種が値下がり
(2)値下がり率トップのオリンパスなど精密機器をはじめ輸出株が安い
(3)内需株はまちまち。リクルートなどサービス、ソフトバンクGなど情報通信が売られるも、
  ローソンなど小売、NXHDなど陸運は買われた
(4)金融株もまちまち。東京海上など保険、SBIなど証券が軟調も三井住友FGなど銀行は高い
(5)ENEOSなど石油、INPEXなど鉱業、DOWAなど非鉄といった資源株に売りが集まる
(6)値上がり率トップはゴルドウインなど繊維製品


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)

1(2) 半導体
2(1) パワー半導体
3(12) 半導体製造装置
4(11) 円高メリット
5(5) 2022年のIPO
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする