ガス・ヴァン・サントの2003年のカンヌ受賞作品、やっと見ました。いやー、参りました。押し殺した、淡々とした日常描写。しかし、そこには悲劇に向かっての導線が、一切の説明もなく、余計な描写もなく、描かれている。日常の悲劇って、多分そういうことなんだろうなと思う。使われているベートーベンの「エリーゼのために」や「月光」がともかくはまっていました。しかし、アメリカって絶対におかしい!何で、通販であんな銃を買えるんだ!ボウリング・フォー・コロンバインもそうだけど、ホント、凶器の沙汰だよ!そんな国に世界まかしちゃってていいの?